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ルワンダ現政府も虐殺の疑い

 【ナイロビ=共同】国連人権高等弁務官事務所(本部・ジュネーブ)は、1994年のルワンダ大虐殺の2年後、少数派ツチ人主体の同国軍が隣国ザイール(現コンゴ)で多数派フツ人難民ら数万人を殺害したのは「大量虐殺罪に当たり得る」とする報告書案をまとめた。AP通信などが29日までに伝えた。

 約80万人が犠牲になった94年の大虐殺は、現在のカガメ大統領率いる当時のツチ人反政府勢力がフツ人政府軍を破り、収束した経緯がある。報告書案が公表されれば、ルワンダ政府の威信が大きく傷つく恐れがある。同政府は、公表された場合、国連平和維持活動(PKO)からの撤退などに踏み切ると警告する書簡を3日付で国連の潘基文事務総長に送った。

 報告書案は、ザイールでのフツ人大量殺害には当時のザイール反政府勢力も関与したと指摘、司令官として現在のカビラ・コンゴ大統領の名前を明記した。

 ルワンダ政府軍は96年、大虐殺に関与したフツ人過激派の掃討名目でザイール東部に侵攻。報告書案は、フツ人の女性や子供らが多数、なたなどでルワンダ政府軍らに殺害されたと指摘した。

 ルワンダ、コンゴ両政府とも、報告書案は不十分な証拠に基づいており不当と反発している。

 ルワンダは、スーダン西部ダルフール地方に展開する国連・アフリカ連合(AU)ダルフール合同活動(UNAMID)やハイチなどにPKO要員を派遣している。


http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE1E2E2E3968DE1E2E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000



ルワンダ共和国はアフリカの内陸に存在する西にコンゴ民主共和国、北にウガンダ、

東にタンザニア、南にブルンジと国境を接する、イギリス連邦加盟国です。

イギリス連邦に加盟してますが、カナダやオーストラリアとは違い、エリザベス2世女王

を国家元首としていません。


ルワンダは第一次世界大戦までは、ドイツ帝国の植民地でしたが、その後イギリス帝国と

ベルギーに占領され、委任統治として当時の国王ムタラ三世に政権が移りました。

しかしムタラ3世が死亡したのを切欠にツチ族が武力蜂起し、ベルギーの傀儡政権を

脱却する動きが現れ、選挙によって国王制を廃止、共和国となって1962年に独立した

経緯があります。



ルワンダの虐殺は 1994年に 当時のフツ族系のルワンダ政府軍と 現政権になった

ツチ族系のルワンダ愛国戦線が 内戦で戦った際、全政権で力を持っていた フツ系の

政府とそれに同調する過激派フツによって、多数のツチと穏健派フツが殺害されたと

言われている虐殺で、当時のルワンダの人口500万人のうち50万人~100万人が

殺されたといわれています。 (村ごと焼かれて戸籍が消失しているところもあるため

正確な数字はまったくわかっていないようです。)


今までは前政権とそれに同調する過激派が虐殺したといわれていたため、1994年には

国連の指導の下にルワンダ国際法廷が作られ、1年間の間虐殺に加担した人の裁判を

行っており、現在のルワンダ解放戦線から安定した政府が作られ、21世紀になってから

は近代化が飛躍的に進み、アフリカの奇跡とまで言われるほど復興しています。


ですが今回の国連報告では、今の政府(ルワンダ解放戦線)も虐殺に関与していたと

言う事らしいのですが、現政府は戦争で人を殺したが虐殺はしていないと言って居るようです。




玉梓はルワンダの発展が損なわれない事を願います。


 

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