えーと、一昨日です、興味のあるジャンルについては調べようよ～、という文章を書いた。
で、そのとっかかりに人により「知ってること」ラインのズレがある。この辺か、と思っていると違ってたりするので要注意だなぁ、とちょっと前に遭遇したことを挙げたのですが。

　http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=161517&aid=17884121

その内容に、穏やかに事象を挙げて、でも勘違いを指摘してるのかな～、というコメントをいただいた。

はい、やらかしてます。

パラケルススは医者の元祖、じゃないですね。医学の最初の方としてあつかわれるだけで。
でも、実際言っちまいました、はい。
口にした途端「あ……」と気付いたけど後の祭。

『あ……先行して名前の由来の人・ケルススさんがいるわけで、ていうか「――の誓い」の』ヒポクラテスさんが普通元祖だよな。
『けど、ここで錬金術師とか言うとさらに混乱する?　いや、でも……』

と思考がグルグル。テンパッちゃって、呂律がまわらなくなっていたかも。
店員さんには余計わかりにくくなったのじゃないだろか。

冷静になってみれば、単に、

「違った。有名なお医者さんですね」

で良かったのだけど。

実は一昨日、一度その旨についても書いて、あまりに長いので削っていたw
自分のポカだけ削るのはな～　と思って発言はそのままだけど、もそっと考えるべき（読んだ人も間違える可能性があるんだから）でした、申し訳ありません。


そもそも、わたしは好き放題エラソーなことを言っているが、思考があっちこっち落ち着きなく飛びまわるタチで、すぐ混乱する。
なので、言葉にすることで考えをまとめている部分がある。
（わたしと同じくあわてると考えがまとまらなくなるテンパリ体質の方、文章にしてみるの、お薦めです）
書きながら足したり、消したり、入れ替えたりと、文章を捏ねてる場合が多い。
考える筋道を書くこともあるので、文章がダルダルと長くなったり、脱字や余計な文字があったり、ヘタすると文章がサバ折りになっている。
気をつけてはいるけど（ご存じの通り）しょっちゅう修正し忘れて、ご迷惑おかけしています。ごめんなさい。


蛇足ながら、なぜ「パラケルスス＝医療の最初の方」が出てきてまごついたのかの言い訳をw

先日、ホメオパシーについて日本学術会議の議長談話が出て、それについてプログを書こうとしばらくアレコレ覗いていた。
結局、カッカしすぎていると自覚して、書くのは断念していたが。

そこで「ホメオパシーには二百年の歴史が～」という主張に対して「標準医療はそれこそパラケルススの昔からノウハウを蓄積してきている」みたいな文章を見た。
その辺が頭にあったらしい。
技術の蓄積の黎明期、として名前が出ていた、のかな?（その一方で錬金術師なくらいアヤシゲな時代だったわけだけど）

話題がずれるけど、この議長談話について、ちょっとだけ。

こんな談話を出さなきゃいけない現状（死者が出ている）が悲しい。
ホメオパシーは効くメカニズムがわからないのではない、効果がないのだ（二重盲検で結果が出ている）。
科学の名を語りながら、科学の理論に乗っ取ってない。
おかしいだろ。
こんな文章書いてるアワテモノでさえそう思う。
落ち着いて筋道たてて考えてみようよ。