『こんばんわ、今日もいらっしゃい
　いつもいつも会いに来てくれてありがとう、素直に嬉しいよ
　それで、さ...ちょっとしたお願いがあるんだけど
　あ～難しい事じゃないんだ...簡単な事、うん
　いつも来てもらっててこんな事言うのも悪いんだけど...
　今日このあとから明日..明後日〇時までは、さ...


　『うちの島には来ないで欲しいんだ...』


　変な意味じゃないし会いたくないとかじゃぁないんだ
　でも....絶対にうちの島には来ないで欲しい...頼めるかな？』


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何がいけなかったんだろ...
行ったのがしつこ過ぎたのかな...
私といるのが重いって思われちゃったのかな...
詳しい事も聞けないままで微妙な空気に耐えられなくてそのまま別れて
１日..ずっと考えてた...
考えても出てくる答えは暗い物ばかりだったけどずっと考えてた...
知らないうちに涙が出てた...
このまま....お別れなんて嫌だよぅ...
こんな気持ちでいるのは嫌だけど....
約束の〇時に会うのがすごく怖い.....
時間が止まればいいのにな...
苦しいけど辛いけど...
あの日の前に....戻れたらいいのにな........
何でこんな事になっちゃったんだろう....
何でこういう風になっちゃうんだろう...


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約束の時間
私の姿を見て満面の笑みを浮かべる彼....
庭一面に広がったつぼみを付けた花に囲まれて私を待つ彼...
その笑顔の意味は.....何なの？
会えた事が嬉しいの？
それとももう会わない事を伝えるのが嬉しいから？
私にはもうどうしたら良いのかわからないよ
その笑顔に私はどうこたえたらいいの？
わからないままで...わからないから......

気がついたら...
彼が笑顔のまま倒れてた...
庭に広がる赤...
私達を中心に広がっていく...赤い世界...

...ポンッ
何かの音がした....
..ポンッ...ポポポンッ...
....何の音？

辺り一面に咲く真っ白なマリーゴールド...
そのうちの１つに何かが引っかかってた......


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『君がコレを呼んでいるという事は...僕は....どうなっているのだろう？
予想としては....血塗れで地面に転がってたらいいなぁと思う
爆弾辺りで吹っ飛ばされていたらせっかくの花が吹き飛んじゃうだろうからね
君の事だから綺麗に殺ってくれてるといいなぁと思いながら書いてる

いつも来てくれて君との時間は本当に楽しい
だからこの花はそのお礼...集めるの結構大変だったんだよ
手紙じゃなくちゃんと口で言えたら一番なのだろうけど
僕の予想じゃ１：９で殺られてるからね....一応の保険に（苦笑）
死んでからいう事じゃないけど...大好きだよ

追伸：『サプライズは命がけ』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上ｗ』


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っとまぁ収拾つけずに思うまま書くとこんな話が出たｗ
結末的にハッピーにするんやったら辛うじて生きてた彼に頑張ってもろて
病院の病室の上でトドメ....トドメ？
彼のベッドで泣く彼女に優しく「大丈夫だからいつもみたいに笑って」とかとか
刺されてなおかつ優しい彼！Ｍか変人に違いない...
普通の話よりもうち的にはやっぱこう言う壊れた話の方が楽しいわな～
久しぶりに書いてみて....うんｗ