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アメリカ軍グアム島に無人偵察機配備

2010.9.8 15:47

 米空軍が今月1日から米領グアムのアンダーセン基地に無人偵察機グローバルホーク1機を初めて配備したことが8日、分かった。南シナ海や東シナ海での活動を拡大する中国軍を念頭に、アジア太平洋地域の空からの監視態勢を強化、船舶の安全航行を確保するのが主な狙い。

 米太平洋空軍(司令部・ハワイ州)によると、既に同基地内に地上施設を整備、来年の早い段階に計3機でアジア太平洋全域をカバーする態勢を整える。地域での迅速な災害救援や北朝鮮動向の偵察も可能となる。

 グローバルホークは6万フィート(約1万8千メートル)上空を飛行、高性能カメラに加え、高感度の通信傍受機能を備えている。地上施設のパイロットにより「連続28時間以上の運用が可能」(米軍)で、攻撃能力はない。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/world/america/100908/amr1009081547010-n1.htm



アメリカ軍は現在、沖縄に配備していた部隊を段階的にグアム島に移行しようとしています。

理由は中国及び北朝鮮のミサイルの射程が飛躍的に延びていて、現在の韓国や日本の

米軍基地は既に射程距離内に入っており、先制攻撃を受けるとかなりの痛手となる事と、

沖縄に駐留している在日米軍への反米感情が大きい為と言われています。


グアム島は2005年までアメリカ太平洋航空軍第13指令本部があったのですが、日韓の

反米意識と共にハワイ島に移動してしまい、在韓米軍の航空師団を除いた太平洋全体の

空軍の指揮はハワイに移された経緯があります。


しかしロシアの脅威が減ったものの、反面中国の脅威が増しており、南シナ海で展開して

いる中国の核武装した潜水艦や駆逐艦の数は増大し続けていてアメリカの脅威は減って

居ない為、中国のミサイルが届かない位置から航空機による偵察、援護を強化したいよう

です。

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100907/erp1009072000010-n1.htm


無人偵察機グローバルホークは無人偵察機プレデターでは偵察できない高高度を飛んで

偵察する2003年に完成したかなり高価な無人偵察機です。

アフガニスタンで活躍しているプレデターは、1995年にゲリラ戦で優位に立つために開発

されたもので、比較的対空装備の低い敵を相手に安価で使えるものとして開発されましたが、

中国や北朝鮮等の対空装備が揃っている国に対して偵察をするのには適していない事から、

高高度から長時間偵察できるように開発された無人偵察機です。

アメリカは1969年にも中国に対して無人ステルス偵察機D-21を使用して居た事もあり

ましたが、墜落してしまい機体はそのまま行方不明となっていました。

中国でも極秘扱いされていましたが、中国側が8月10日に北京でD-21を公開して墜落

の事実が露見しています。

http://news.backchina.com/viewnews-100624-gb2312.html


これに対し日本は米軍が抜けた穴を自衛隊でカバーするように、潜水艦部隊を増強。

今年の10月には新型のそうりゅう型潜水艦の4番艦になる平成19年度計画8119号艦

が完成す知ると共に、2015年までに新型潜水艦を6隻配備する予定です。



玉梓は海上自衛隊の潜水艦「もちしお」の名前が美味しそうなので好きです。


 

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