レインボーフェザードラゴンクエスト その4
- カテゴリ:自作小説
- 2010/09/10 12:56:38
夢のネタ提供 ラト
原案夢に見た方 Yureさま
アレンジ ラト
え~、Yureさんがご覧になった、楽しい夢をもとにお話作ってみました。
テーブルトークRPGの旧ソードワールドの魔法や設定をお借りしました~♪
今回のキャラコス
魔法使い(ソーサラー)2レベル
冒険者レベル 2 人間 女性 アイリス(あやめ)
花咲ける乙女達の一員 一行の肯定係(?)
翌朝、私たちはユライアさんを迎えに行くため、『ユライアの晩餐会亭』まで歩いていった。
昨晩、今回の目的レインボーフェザードラゴンについて、カメリアとアイリスが賢者の学院まで調査に行った。
ここにはあらゆる知識が集まる。
定期的に冒険者を雇って、新種のモンスターや動物、または流行病について調査研究を怠らない。
私たちみたいなものでも、自由に調べ物ができる便利な場所だ。
だが、調査の結果は芳しくなかった。
いま解っている事ぐらいしか解らなかったのだ。
成果は、この鳥が生息している場所ぐらいだ。
私たちがいる街から徒歩で数日行ったところにある、迷いの森に生息しているらしい。
この森は、古代に栄えた魔法王国の迷いの魔法が今も生きていて、中に入り込んでもいつの間にか森の外にでてしまうのだ。
だから、このレインボーフェザードラゴンの存在が、今まで知られていなかったのだろう。
ユライアさんを待ちながら、私はアイリスたちの調査結果を聞いていた。
「迷いの森に逃げ込まれたら、厄介だ。長期戦になりそうだね」
「そのとおりだ。かの鳥は狩りをする時だけ、森の外へ出て来るようだ。そこを捕らえるのが、一番だろうな」
アイリスが書き写してきた情報をもとにきっぱりと断言する。
ガラガラガラ・・・と耳障りな大きな音がしたので、私たちは話を中断してそちらをみた。
そして、全員が目を点にしてその場で固まってしまった。
そこに現れたのは、巨大な大八車を引いたユライアさんだ。
なめし皮の皮の胴着と、少し裾の短いスカート、丈夫そうな革靴。
日よけの帽子。小物を入れるためのウエストポーチ。
ここまでは順当な旅装だ。
順当じゃないのは、背中に背負った2メートルありそうな牛刀と、腰にぶら下げた様々な刃物。
そして山盛りの大八車の荷物だ。
可愛らしい貴婦人のまま、にこやかな笑顔で手を振っている。
「おっはようございます~花咲ける乙女達のみなさま♪」
「アイリス・・・」私は、脱力状態で問いかけた。
「あれを同行させるんだよな~」
「間違いない」
冷静そのものの声で、アイリスが肯定する。
「私、今度の冒険がうまくいくのか心配ですわ」
「気にすんな・・・あれは2000ガメルが服着て笑ってるんだ」
リリーの心細げな呟きに、カメリアがどんぴしゃな例えで答える。
「そう思うしかないな。依頼は引き受けちまっているんだ」
リーダーたる私が、そう決定する。
他の3人はその言葉に従った。
「ようこそ、ユライアさん。それでは出発しましょうか?」
旅の始まりは、予想以上に順調だった。
すぐに大荷物にネをあげると思ったユライアさんは、なかなかの健脚と怪力の持ち主だった。
私たちは順番に、彼女の大八車を押したり引っ張ったりした。
バランスさえ崩さなければ、大八車は比較的扱い安いのだ。
「ユライアさん、この荷物の中味は?」
「道中の食料と、レインボーちゃんを料理するための道具と材料と香料一式なんですの」
私の問いかけに、ユライアさんは夢見る乙女モードで熱く語り始めた。
「最高に綺麗で最高に美味しいレインボーちゃん、彼女を料理するためには最高級の香料、最高級の素材、そして最高級の道具こそ相応しいですのよ。東方独特のわさびという香草は、ぴりりと辛味がありましてね、鳥の身とよくあいますの。レインボーを解体してから、血抜きをしてですね、これを全身に塗りこめて・・・」
私は、はあとかへえとか、首振り人形になってずっと彼女の話を聞くしかなかった。
野営の場所に着くまで、彼女は私たち4人に向かって熱く熱く語り続けた。
Yureさんのユライアさん旅行服コス ありがとうございます♪
もはや、これ以外に考えられなくなりそうwww
ユライアさんコスは任せた^^v
・・・失礼しました。 ビバvユライアさんコス旅行服v もう、マダムはぜひ私に下さいv(笑)
どこまでも悪ノリしつつ、ついてゆきますともv
きましたで~大八車w
…ユライアさんのコスは…ラト的には』難しいかなあ~
なんせ、ボーイッシュな服が多いと来たw
鋭意努力してみますわ^^;
予想を裏切らない動きをみせてくれる2000ガメルマダム(* ´艸`)
やっぱりこのユライアさんの旅コーデも必要なのでは?ww
また続きが楽しみです♪