Nicotto Town


いろんな意味で脱走計画


ミスピカソ再臨!!!ケーキを巡る攻防!!!

この話は、「強烈窓口銀行員登場!その名はミスピカソ!」の続編です。

読まれてない方は、前作を先に読まれてくださいね。

ほとんどの窓口銀行員さんはそうだと思うのですが、あまり自分からお客様に話しかけるような事はされないと思います。

仕事中ですし、お相手の方も時間があり余って銀行にいらっしゃってるわけではないでしょうからね。

ただ一部の窓口では、えらく天然で「顔が悪いですね」などと暴言をのたまってくれる上に、書類の書き方を教えるから、引き換えにケーキが欲しいと凄まじい要求をしてくれる銀行員もいますけど
その銀行員の名は、ミスピカソ。

名前の由来は、クラシック好き?と聞いたら

「好きですよ、特にピカソとか」と、もはやファンタジーの世界を夢見すぎて、今の現実世界をファンタジーの世界と錯覚しているとしか思えないような回答をしてくれたからです。


さて、前回は銀行に行った際に、ケーキを要求されてしまった私。

今回も、やはり忙しい中に銀行に向かう事になりました。

番号札を取り、心静かに待つ私。                                

しばらくすると、番号を呼ばれたので窓口に向かう。                                                                                                          いつも彼女がいる窓口にあたるわけでもない、そもそも、あの銀行には4つの窓口があるし、確立は4分の1。

自慢じゃないが、余はクジ運が決していい方でもないし、そんな簡単に4分の1の確率でヒットするはずもないのじゃ。


「今日も、疲れてるみたいですね。顔が優れませんよ。ちゃんと寝てます?」

こんな時に限って、4分の1の確率で大当たりを引いてしまう余のくじ運のよさは、この際置いておこう。娘よ、日本語とは難しくてな、顔が悪いという言葉と、顔が優れないという言葉は、意味は同じなのだ。直すべき箇所は、‘悪い‘の部分ではなく‘顔が‘の部分ではないのかと余は思うのだがな。

相変わらず、人の顔を凄まじくよろしくない言葉で表してくれるな、この娘っ子は。

と、ここである疑問が浮かんだ私。

「あのさ、俺の心配をしてくれるのは嬉しいんだけど、他にも沢山お客さんは来るよね?で、そのお客さんの中には、俺のように疲れた顔をしてる人もいると思うんだ。そのお客さんにも、そう言う風に話かけてるの?」

「はい、そうですよ」

娘っ子、今すぐ、そのお客さんの情報を教えてくれ。今の余なら、その者達と被害者友の会という素晴らしい会を結成できる予感がしてならんのだ。そして、その者達と共に、成敗という名の旗を掲げ、馬に乗ってお主のところにまいろうぞ。さすがに、一人で天然のお主に立ち向かう勇気はないが、仲間がいるなら話は別だ。断崖絶壁の崖の先で、せいぜい、辞世の句を読んで待っておれ


なんちゅう事を言ってるんだ、君は。そんな事を言ったら、相手は気分を害するか、気難しい人だったら、その場で怒られるぞ。なんて感じの事を言ったら

「何でですか?他の人には、お疲れ様ですってくらいしか言ってませんよ」

うそ?俺にしかその暴言は言ってないの?そうなると話は別だ。

え~い、他の者達は来ないのか?余一人しかおらんではないか。これでは勝てぬわ、しかたがない、我が愛馬ローリーブルー号よ、ここは一旦ひくぞ。勝てぬとなれば、こんな断崖絶壁の崖になぞ用はないわ。それに、いつかのケーキの話でも出されたら、後が面倒だ
さて、それでは先に述べたようにケーキの話を出される前に、余はこの絶壁から逃げるぞ!それっ!

「そういえば、前のケーキの話ですけど、イチゴ味じゃなくて、イチゴの乗ってるのにして下さいね」

!?ケーキの話が出てきた!!まずい、逃げろ・・・おい、どうした、ローリーブルー号よ。何故、ひき返さんのだ!?何故、ミスピカソに向かっている!?余は戻れと・・・あ!向こうでミスピカソがニンジンぶら下げてる!お前、あれに釣られてるのか!しかも、皿とフォークまで用意して!ケーキ食べる気満々だ!!よせ、戻れクリステル!余は、向こうには行きとうない!こうなったら、馬から飛び降りて・・・あ、ここは断崖絶壁の崖でした♪♪ヘタに飛び降りたら、余の方が辞世の句を残すことになっちゃうぞ♪♪困ったルン♪♪♪(あまりの恐怖で、頭の一部が壊れはじめたらしい)              

ちくしょう、まだそんな事言ってるのか!

とりあえず、その場はハハハと笑ってごまかして、敗走しました。
え?何で逃げたのかって?

だって、仕事で疲れた頭ではどうあがいても勝てる気がしないんだルン♪♪♪(疲れた頭というより壊れた頭だな)

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2011/03/02 10:20
「顔が優れない」 は、時々たまに使われているような・・・
(「お顔が~」と接頭語はつくようですがw)


たぶん、ミスピカソにとって、そんな天然で刺激的な言葉を与えるダルク兄さんは、
『特別な存在』 なの・・・かも知れないようなww (いろいろな意味で、ヴェル○ースオリジナル)
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2011/02/27 19:17
ミスピカソ、そんなにいちごケーキが食べたいのか・・・。どれだけ飢えているんだろう・・・。
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2010/11/11 21:24
エアロてぃん、まだミスピカソとの戦いは続くんだよ^^

ミスピカソの記憶力を褒めるなら、俺の忍耐力を褒めてくれ(爆)
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2010/09/22 21:31
まさか…まだ続きが!?(・.・;)

まだ覚えてたんだね 凄い記憶力(そこかよ
もしかしたら、ファクトさんのことが………(((
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2010/09/12 15:36
ちょこさん、その通り!

顔が・・・じゃなくて、顔「色」が優れないでは?

この事については実は次回の伏線になるので触れませんけど、次回はもっと凄い事になってますよ・・・。

ちょこさん、次回はこのミスピカソとの全面対決です!お楽しみに!
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2010/09/12 15:33
ラグナさん、これはホラーではないですから、笑って下さいよ~!

大丈夫です、俺の頭はもうこれ以上壊れません!(ん?)


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2010/09/12 15:31
あすてぃさん、笑ってくれてありがとう!

天然なの、あの子は天然なのよ!

ミスピカソ・・・恐ろしい子!

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2010/09/12 15:30
お嬢様、短文でもいいですよ!

ただ、あまり遅い時間にPCやると体に悪いですから、程々にしてくださいね。


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2010/09/12 15:29
メメさん、そこの支店だけでも女性は5人はいましたよ。

しかも、その女性5人とも俺の事に興味を持ってたみたいです(笑)

そんなに俺を弄りたいのか、あの銀行員共は!

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2010/09/12 13:27
うふふ^^言葉足らず?顔が・・・じゃなくて、顔「色」が優れないでは?接客、サービスのお仕事で
これは・・・・なんとも・・・って感じですねぇ~^^;ミスピカソさん・・・ここまでくれば会ってみたい気も・・・・
やっぱりやめておきまぁす~^^ぷぷぷっ!ダルクさん、戦いは挑まず今後も逃げてww
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2010/09/12 11:47
こ、怖いですね……。前作も見せてもらいましたけど、ミスピカソさん……怖すぎます。一瞬ホラーかと(おいこら)
ダルクさん、頭壊れないで下さいね……(泣)

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2010/09/11 23:42
(゚∀゚)・∵.ブハァッ

どんだけ天然というかわがままというかなんというかwww

私がだるくさんの立場でしたら支店長呼んでおりますなww
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2010/09/11 21:22
だルン♪♪
…可愛いですww
短文失礼(◎uωu)
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2010/09/11 20:16
まわりにてんねんのひと、
おおいですね。

ぎんこういんさんはなんにんいましたか?

ケーキ、ひとりにかってあげるわけにはいかないから、
してんのこういんさんぶん、
いちごのケーキがひつようなのかなぁ。。。

がけからおりないでください。
きょうもたのしかった。
しゅうまつ、ゆっくりおすごしくださいね。
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2010/09/11 19:28
要さん、時間がある時に前作も読んで下さいね!

それと、笑ってくれてありがとうございます!

ミスピカソの図々しさは、天然のなせる技なんでしょうね、きっと。
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2010/09/11 19:21
前作読んでませんが、面白かったです。
笑いました。
ミスピカソw
図々しいにも程があるw




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