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ロシアとイスラエルが軍事協定


 【モスクワ=遠藤良介】親アラブ路線で知られたロシアが、イスラエルとの軍事関係を深めている。両国はこのほど長期的な軍事協力に関する枠組み協定に署 名したほか、ロシアがイスラエルから12機の無人機を購入したことも明らかになった。ロシアは立ち遅れた軍の改革と兵器の近代化を急いでおり、イスラエル からの技術導入が不可欠と判断。イスラエルにはロシアとイラン・シリアの軍事協力を分断する狙いがあり、双方の思惑が一致した。

 露、イスラエルが6日に締結した協定の詳細は不明だが、露軍事評論家のフェリゲンガウエル氏は「両国はすでにインド向け航空機の共同製造などで協力関係にある」とした上で、「露政権は自国の軍(改革)を目的とした今回の協定を重視している」とみる。

 ロシアは長らく旧ソ連諸国製の兵器を使用してきたものの、近年はフランス製強襲揚陸艦など欧米製兵器の購入にも意欲的だ。2008年8月のグルジア紛争 でロシア軍の後進性が露呈し、自国の軍需産業だけに頼っていられなくなったことが背景にある。無人機は同紛争でロシアが衝撃を受けた兵器の一つだった。

 他方、イスラエル側には、ロシアと技術協力を深めることで、ロシアによるイランやシリアへの兵器売却を阻止する狙いがある。フェリゲンガウエル氏は「ロシアを伝統的なアラブ友好国から引き離そうとするイスラエルの戦術が成功しつつある」と話す。

 もっとも、露政界では親イスラエルと親アラブのロビイストが激しく対立しており、イスラエルとの軍事協力には国内の親アラブ勢力や軍需産業の反発も予想される。

 親アラブ派で現代イラン研究所のサファロフ所長は「無人機の購入は親欧米・イスラエル派の勝利であり、露航空機産業には大打撃だ」と語り、イスラエルとの協力がロシアの国益を損なうと主張する。

 ロシアは外国製兵器導入にあたり、それを自国内での製造と技術移転につなげる方針を示している。イスラエルにはこの点で警戒心が強く、両国関係の先行きにはなお不透明さも残る。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100911-00000112-san-int



イスラエルは無人偵察機を世界で一番多く生産している国で、アメリカと共同開発した

無人偵察機RQ-2パイオニアは現在でもアメリカ軍で使用されています。


アメリカの無人偵察機と言えばRQ-1プレデターが有名ですが、全長8.2メートル

翼幅14.8メートルと大型なのに対し、パイオニアの多きさは全長4メートル、翼幅1メートル

と言うコンパクトな設計で、5時間補給無しに飛べるのでとても重宝なようです。


ロシアはレーダーが強力だった為か無人機の開発に遅れているため、無人偵察機を

持っておらず、現在も有人の偵察機を使っています。

ミサイルそのものの性能はよいものの無人偵察機に使われているような、衛星を通じて

無人機を誘導する技術は持っておらず、ロシア独自のGPS衛星グロナスも所有してい

ますが、船などの位置を測定するのには強い力を発揮したものの、地上を動き続ける

目標を細くし続けるのには不向きだったためか、新型弾道ミサイルの誘導には使われて

いないようです。



玉梓は世界が平和である事を願います。

 

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