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米国がサウジアラビアに5兆円の武器売却

ワシントン(CNN) 米オバマ政権はサウジアラビアに600億ドル(約5兆円)規模の武器を売却する計画について、議会に報告する準備を進めている。米国防当局者が明らかにした。

当局者は売却計画について「この種のものとしては史上最大の規模になる」と話している。

売却が予定されているのはF15/SA戦闘機84機、改良型の航空機70機、アパッチヘリコプター70機、ブラックホークヘリコプター72機、AH6リト ルバードヘリコプター36機など。爆弾とミサイル、衛星誘導式のJDAM弾、レーザー誘導式のヘルファイアミサイルなどが含まれる。

サウジへの武器売却は、イランに対抗するための近代装備供給が主な目的となる。

オバマ政権は遅くとも来週中に計画を議会に提出したい意向。ただしサウジ側はまだ予算について検討中で、計画通りにすべての武器や戦闘機を購入するかどうかは分からないという。

米国務省のクローリー次官補は13日、売却の意図を「地域安定化が主眼であり、イスラエルが望む自国の安全が保障されることも安定化材料のひとつだ。米国はこの地域の現在のバランスを崩すようなことはしない」と述べた。

当局者によれば、米国はサウジ政府との間で、弾道ミサイル防衛システムや軍艦などの売却についても交渉中だという。

計画は実施されれば完了までに5年から10年かかる見通しで、ボーイングは新たに7万7000人近くの雇用が創出されると見込んでいる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000004-cnn-int



8月の10日のブログで、アメリカがサウジアラビアに2兆5千億分のF-15を84機売却したと

書きましたが、今回はその追加で2兆五千億円分のヘリコプターの追加販売を決めたようです。


UH-60ブラックホークはアメリカで作られた中型輸送ヘリで、映画ブラックホークダウン

でも有名な多目的または強襲を目的とした物で、完全武装の歩兵1個分隊約10名を載せ

て敵地にいち早く展開することが出来るよう作られています。 既にサウジアラビアには

UH-60が配備されていますが、72機追加される事で720人の兵員輸送が一度に可能に

なると思われます。


AH-64Dロングボウアパッチ攻撃ヘリはそれまで使われていたAH-64Aアパッチ攻撃ヘリに、

ロングボウ火器管制レーダーを搭載し、大幅な能力向上を図った戦闘ヘリです。

こちらも既にサウジアラビアに配備されていますが、70機を一気に購入とはとても太っ腹

だと思います。 日本の自衛隊にも62機導入の予定でしたのですが、2008年に予算が

打ち切られてしまい13機だけしか導入されていません。


AH-6リトルバードは OH-6フライングエッグに武装をした偵察・戦闘ヘリで、

これまではサウジアラビアでは OH-6を購入して独自に改造していたものを使っていた

のですが、今回は最初から武装の付いたものを購入しているようです。


イランへの制裁はこれまでに経済制裁で76%の企業が取引を中断しているだけでなく、

アメリカがイスラエルにが27億ドルでF-35を20機販売したり、イスラエルがロシアに

無人偵察機を販売する等して包囲網を狭めています。

それに対してイランは無人攻撃機を新たに作ったり、北朝鮮から中距離弾道ミサイルを

購入したりと、対決姿勢を強めています。



玉梓はお金持ちの国は凄いと思いました中東の平和を願います。

 

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