じかに感じる。

もともと偏頭痛もちで、身体のサイクル等々でほぼ定期的に頭抱えてうめいているが、時にえらくひどくなる。
たまたまそんな時に鎮痛剤を切らして、すこし落ち着いてから買いに行くと
「気圧の変化ですね～、あるみたいですよ、そういうこと」
と、薬剤師さん。

そうなのか?　本当かどうか知らないが、最近、台風さんが日本縦断を決行したここしばらくは、治まっていい頃合いだろうにつらかった。
いや、不摂生とか、体力低下とか、夏バテとか、いろいろ原因あるだろうけど。

ま、治まってきたからようやく文章書けてるのだが。


なんか、似たような状態に憶えがある。
オヤジ殿だ。

現在フツーの年金世代だが、父は若い頃空手をやってまして。
（黒帯なのは知ってたので初段くらいかと思ってたら、酔って口を割った話によると、もそっと上でした。ゴメンとーちゃん、ナメてた）

で、過去あちこち骨を折っているらしい。
そのうちの一カ所、行った接骨院がヤブだったため（イロイロ面倒な事態になったらしい。むしろ悪化して別の医者に移ったそうな）まともに繋がってないところもある。

とはいえ、生活に不便はなくて、せいぜい紳士服店で採寸してもらうとき、測り直そうとする店員さんに
「左右の（腕の）長さが違うのは、何度か折ってるからなんで……」
と間違いじゃない、と気を遣っていた程度で。

ただ、やはりあっちこっち折っていて、なおりが悪かったりすると、痛むこともあるらしい。
天候が崩れる前に、気付くとサポーターつけてたりした。

「低気圧の到来を骨で感知するんだね～」
と家族は話の、本人も冗談のネタにしていた。
いい加減いい年になっているので、くっついてないところ以外も痛んだりするようで、家族としては心配だったりする。

悪天候時に古傷押さえているのを見て、こう言っちゃなんだが自分がそうなるのは嫌だ、と思った記憶がある。
似たような事になってるのはバチがあたったのだろうか?

とりあえず、台風ご一行様の日本旅行が穏やかに済むように願っている。
水害だの、傷や頭痛で悶絶するだのは、辛いもんね。