私が短大生の夏休みの出来事です。
夏休みが私の行っていた女子短期大学は8月と9月の2時ヶ月ありました。その夏休み中の9月中旬に、学校全体で合宿のような2泊3日の授業の一環という形でのイベントがあり、参加必須。短大は(入るまで知らなかったんですが)キリスト教系の学校でして、合宿は某キリスト教系宿泊施設を使用です。

さすがに人数もいますから全学科いっせいに宿泊は出来ないので、国文科と英文科が同じ日程でした。
課題の書籍が数週前に渡され、それについての討議のようなものが合宿中に行われますが、半分はまあ、親睦会も兼ねています。
伊豆の山の中にある、大型宿泊施設での合宿なのでしたが・・・。

バスで走ること3時間あまり。
ようやくついた施設は非常に広いものの、周りは本当に山の中。
空気もいいし、綺麗なところではありました。
英文科は鉄筋コンクリートのホテル用施設でしたが、国文科は隣の、なぜか一階が靴箱や倉庫の建物の、2階の大型和室（体育館の半分規模)に雑魚寝という話。きっと裏で何か大人の事情があったんでしょうがｗ
まず、到着後、大型和室の下の靴箱に問題が発生。
フタナシの木箱なんですが、暗いので中がカマドウマのアパート化していたのでした。サイズもかなり大型君。ダメな人は半泣き。
そこは非使用ということになり、たたきに履物は置いておいてOKということに。
ひと段落して夕食。
ボリュームもしっかり、しかもお味も非常によく、みんな満足。そのあと温泉でのんびり。
ところで、この大型和室はもともと宿泊用ではなかったようで、扉がない構造でした。一階入り口も扉はあるものの、上部分に空気抜きの大きい隙間が。
風呂から上がって大型和室にもどると・・・・。

大騒ぎになっていました。
灯火に惹かれて、各種の蛾、カブトムシ、クワガタなどの甲虫類、さらにはなぜかオニヤンマなどのトンボ類、ウマオイやクサキリなどの類まで、どんどん明るい部屋目指して大集合。嫌いな人には阿鼻叫喚、虫好きには垂涎の状態にw

虫がダメ～といっていた子も、こういっぱいいると麻痺したのか、ほうきでたたき出したりしていました。
これでは寝られないということで、急遽大型チャペルに、非常時用のベッドを設置、そちらで寝ることに。
まあ、遅い時間までゲームやおしゃべりに興じていたのでしたが。
一匹だけ迷い込んできたウマオイが、先に寝てしまった友人(虫平気)の頭に止まって鳴いていました。
面白いのでみんなで彼女を囲んで記念撮影。
ウマオイも一緒の、ちょっと楽しい夏の思い出写真になりました。