先日、「さくらんぼ小学校」名称問題から「ハッシュタグ#ooo」についてぼやいたことで、「OOo使ってます」なんてコメントがありましたが、実は私も細々とOpen Ofｆice使ってます。

　何故なら……データの互換性が大事だと考えてるから。

　紙ベースだと、何十年経とうが問題ないのですが、電子ファイルだと、ファイル形式に対応したソフトが無いと読めないということが起きるから。

　実際、学生時代、最初に触れたPCは98互換機。5inchフロッピーの時代ですね。ワープロはテラ3世とか松とかP1EXEとか、色んなのを試していながら、なぜか途中でMac使いに転向して、EG WordにClaris Works。今ではどのハードもソフトも影も形もなく……。もう、学生時代に作った電子ファイルを今のPCで読み込むのは、ハード（そもそも、記録媒体が5inchと3.5inchのフロッピーだし）・ソフトともに難しくなってます。

　それに輪をかけてるのが、元の職場。データの互換性はまあまあ残っているのですが、操作性が全然違う。

　以前はMS Office ｗｉｔｈ 一太郎という妙な職場（勤め始めた当初は、Win3.1の時代で、Lupoというワープロがある中で、PCでは「ロータス１２３＋一太郎」でした。それが「１２３→Excel」、「一太郎→MS Word」、「桐→Access（なんてのも）」という移行が時間差やら同時並行で進行して、もう無茶苦茶）なんていう状況でした。

　おかげで、MS Wordが席巻する中で一太郎が飛び込んできても（正直、日本語入力にはAtok、日本語文書の作成には一太郎の方が洗練されてると思う）、現場やカウンターパートの「Mac使い」が変なファイルを提出してきても動じることはなくなりましたが、色んな形式のファイルを遣り取りしたり、自分自身のデータ資産がいろんな形式で保存されていたりするんで、データの互換性を保持することにわりと興味がありました。

　そんなもんだから、MSのバージョンアップ商法にあまり付き合いたくもない（と、思いつつも、最近はMS WORDに慣れちゃったなぁ）ので、共通のファイル形式であるODFを使おうと思って、Open Officeを試用してました。

　けど、使い慣れたMS WordがあるのにわざわざOpen OfficeのWriterを使うってのも、なかなかめんどくさいし、アウトラインプロセッサ形式で文章を考えることが多いので、結局、MS Wordに流されています。

　さらに、メーラーというか、PIM的にOutlookを使っているんですが、これもフリーソフトでの代替を考えて、ThunderbirdにLightningを付加してたモノを並行して試用してるんですが、なんか今一つで。


　ブラウザも最も普及しているInternet Explorerに加えて、Mozilｌa Firefox、Google Cｈｒome、SafariにLunascapeを試してみてますが、結局は、MSに都合のいいようにできてるweb世界で無理してIE以外のブラウザを使う意味があまり見出せなくて……強いて言えば、一番、互換性が高くて無難なのはFirefoxという印象ですけどね。

　と、思っていたのですが、最近、FireFoxを多用しています。ChromeやSafariは互換性に難あり。Lunascapeは、なぜか終了のたびにエラーメッセージが出るので、忌避しています。


　結局、いろいろ試しつつ、うだうだしてるのが楽しかったりして。

　あぁ、文章もぐちゃぐちゃ。