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ロシアの偵察機がアメリカのフリゲート艦を追跡

ワシントン(CNN) 米国防総省報道官は17日、ロシア北部の北極海に近い公海を航行中の米海軍の誘導ミサイル搭載フリゲート艦「テイラー」そばでロシア軍機2機が危険な低空飛行を2日間にわたって行い、米海軍がロシア海軍に注意を促したことを明らかにした。

米 軍当局者によると、最初の低空飛行は今年9月10日、バレンツ海で発生。ロシアの海上偵察機「IIー38」型機が同艦から約46メートル離れ、高度約30 メートルを飛んだという。この飛行は数回に及んだとしている。同11日にはロシアのヘリコプターが今度はテイラーに低高度で接近したという。

米軍当局者はこれらの低空飛行を国際的な海上行動規範に反する異常な行為とし、事故などが起きる危険性もあったと批判している。

米 国防総省のラパン報道官によると、テイラー側ではロシア機の行為を敵対的なものと受け止めていなかったが、両国当局者がロシア軍機の行為が海上行動に関す る国際規範に違反していなかったかを協議しているという。ロシア海軍幹部らが今週、米国防総省を訪れた際、米海軍作戦部長のゲーリー・ラフェッド大将がこ の問題を提起していた。


http://www.cnn.co.jp/world/30000249.html



ロシアのIL-38(イリューシャン38)は旧ソビエトのイリューシャン設計局が開発したプロペラ式の

哨戒機で、自衛隊で使われている対潜哨戒機P3(オライオン)と同じ時期に同じ様にプロペラ機の

民間機をベースに改造されて作られている航空機です。

イリューシャン18と言う民間機をベースに作られていますが、イリューシャン18とは見た目で

主翼の位置が異なり前の方についています。 これは搭載している磁気探知機の為、

機体の銃身位置が変化した為と思われています。

主な武装は、対潜ホーミング魚雷、爆雷、機雷で胴体内に搭載しているが、Kh-35対艦ミサイル

の3M24型(アメリカのハーブンミサイルにそっくりなのでアメリカのあだ名はハープンスキィーと言う)

を主翼の下に搭載出きると言う情報もあります。



アメリカのミサイルフリゲート艦テイラーはオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート艦

(日本に黒船で来たマシュー・ペリー提督ま兄の名前)の40番艦で、フロリダ州メイポート

海軍補給基地を拠点に活動する第24駆逐船隊に所属しています。


低価格で配備できるように作られたミサイルフリゲート艦ですが、搭載ヘリコプター2機や

戦術曳航ソナーの他、艦隊防空ミサイルスタンダードを搭載しており、対艦、対潜、対空に

対応するだけでなく、イランイラク戦争中にイランが発射したエグゾセ対艦ミサイル2発の

直撃を受けてもアメリカまで自力で戻った防御力を誇ります。



テイラーは、2008年の南オセチア紛争中、ロシア軍とグルジア軍が黒海で戦っている

8月に、同じ黒海ででNATO軍共同の軍事演習をしようとした事があり、ロシアから警戒

されている軍艦と思われます。



玉梓は北氷洋の安全を願います。

 

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