祭祀(チェサ。法事のようなもの)終了!
- カテゴリ:日記
- 2010/09/22 12:59:56
ご先祖をお迎えする儀式が終わりました。
たくさんの料理や果物、お酒などをお供えして家族が順番にお辞儀をします。
途中でなぜか皆部屋を出てドアを閉めて、外でお辞儀。
何をしているのかと思ったらその間にご先祖がご馳走を食べるそうです。その間は見てはいけないそうです。
短い時間に急いで食べているご先祖様の様子を思い浮かべて密かに笑ってしまいました。(不謹慎な嫁です^^)
私にはなかなか理解できないのが、韓国人時間です。
いつもの事ですが、前もって「何時ごろから始まりますか?」と、聞いても「気にしなくていいよ!ゆっくりしてたらいいよ!」と、言われます。
言葉どおりにとってのんびりしていたら、えらいことになります。
突然わぁーっと始まってすごい勢いで終わってしまうのですwww
だから、いつでも動けるように臨戦態勢をとりながら、ゆっくり休憩するという技を身に着けないといけません。
今日も全部準備してから皆さんに巡回しました。(何かわからない待機時間というのはこのことです)
この後、お墓参りの予定でしたが、雨が降っているので行けなさそうです。
韓国のお墓も最近は火葬してロッカーみたいな所で祀られる事が多くなってきたようですが、アボジのお墓は昔からの土葬。
小高い丘の上にある古墳のようなお墓です。(草刈が大変です)だからこんなお天気ではとても行けません。
なかなか来れないので日本に帰るまでにはお墓参りをしたいと思っています。
アボジにはとても優しくして頂きました。
日本が統治していた頃に働きざかりだったアボジ。
名前も変えさせられ、日本語をしゃべらされ、悔しい思いをいっぱいされたのに、「私は日本語わかるから、日本語をしゃべればいいのに。何でしゃべらないの?」日本に帰る時には「もう1日泊まったらいいのに」等優しい言葉をいっぱいかけてもらいました。
思い出すといつも胸がいっぱいになります。
アボジは日本人に嫌な思いもさせられたけど、直接交流があったので日本人でも良い人がたくさんいるということをわかっておられました。
私の個人的な感想ですが、戦争を経験し本当に被害を受けた人よりもその後の世代、直接交流が無くて反日教育を受けた人々の方がより反日感情が強いような気がします。
隣の部屋で花札をしている家族の楽しそうな声を聞いていると、そんな歴史があることを忘れそうになってしまいますが…。
「キキや!果物食べる?」「大丈夫です><」
あぁ!また果物攻撃ですwww
2000年近い中国と日本の関係ですから・・・複雑なものだと思います
隣の国のライバル国として互いに切磋琢磨した間柄でもあり、南北戦争等日本人より身近に戦争を体験し今も徴兵制で戦争や平和を考えている国民だと思います
ダンスも今や日本以上にグループやユニットが沢山存在しメディアにも出ている韓国!
平和的に切磋琢磨して行けると良いですね。
まだまだ日本は朝鮮学校の無料化問題等課題を抱えており差別的な考えの知事もあります。
色々みんなで考えて行きたいですね。
まずは文化交流が一番だと思います。
こちらの地域でも11月に平和をテーマにしたイベントで文化交流が企画されています。
仕事である学童保育ではけん玉で出演しますが挑戦学校の子ども達の舞踊等楽しみにしています。
その他いろいろな歴史が、今の私たちの基礎であるのに、
私たちは忘れてしまいがち。
キキさんのように、肌で感じ経験できる方を
とてもうらやましくも思います。
繰り返される果物攻撃には、笑ってしまいましたがwww
中国や韓国で半日教育が当たり前に行われているように、日本でも自虐的な歴史感を一方的に押し付けられていると思います。
これ以上は筋違いなのでやめておきますが、本当のことを知らないで聞かされたことを鵜呑みにして、そして例えば中国の方が日本に来たとします。
事前情報と全く違う日本の姿にカルチャーショックを受けるそうです。
そして、私も今、キキさんの記事で少なからずカルチャーショックを受けています。
良い意味で、なのです。
どうぞ、時間がありましたら少しでもいいので更新して頂けると嬉しいです。
ここには もう、失ってしまって残念に思う、
以前は日本にもあった そんな家のしきたりや
家族の集まりがありますね。うらやましくおもいます。
うちの娘は高校の修学旅行で韓国に行き一泊ホームステイ
させてもらったのですが、日本語を熱心に勉強している同じ年頃の
学生さんのお宅でした。
凄く勉強熱心でお土産の日本の雑誌を喜んでくれたようでした。
韓国のお土産に韓国の長~いお箸をもらって来ましたが
あの長いお箸で皆さん食べるんですよね。
日本人より器用な方が多いじゃないかな~って勝手に思った私でした~^^