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- カテゴリ:日記
- 2010/09/22 17:14:59
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心の奥底に、大切に眠らされている記憶。
それは、とても幸せだった過去。
驚きの瞬間が、喜びに変わっていった日々。
出逢いの後先や、後悔なんて意味がないと信じ込んでた。
少しでも近付こうと、寄り添い、共に歩いた道標。
望んでいた「言葉」は確かに手に入れたはずなのに…。
「気持ち」は煙に巻かれたまま、掴みきれずに、いつしか消えた。
多くを望まなければ、あの日、違う道を進めていたのだろうか?
「特別」だから、何よりも欲しかった、一つの真実。
それは、大切な「何か」を、永遠に失った日。
こんな形の結末を待っていたわけじゃない。
一人、孤独の闇の中で、祈り続けてた。
そして、知らず知らずのうちに、植え付けられた負の連鎖。
一面に蒔かれた、人間不信の種が芽吹く。
事実さえも否定し、全てを拒絶し、耳をふさぐ。
誰にも知られないように、密かに殻に閉じこもろう。
遠のいていく存在に、そっと流れそうな涙を隠して…。
もう戻ることができないなら、いっそのこと忘れさせて?
失われた奇跡…切ない痛みは、もういらない…。
それでも、偉大な時間の中で、生きていかなければ。
どれだけあがいても、些細な存在は、何も動かすことができないなら。
この「想い」で、どうか少しでも、救われるものがあればいい。
そのためだけに、存在するのも悪くないはず。そう思った。
もし、今からでも間に合うというのなら。
もう一度、夢を見ても良いというのなら。
…そう、まだ私は、必死に、しがみついて生きているから。
でも、どうか、手遅れならば、その手は振り切って?
それでも、私にとっては、これが最初で最後の特別な「存在」。
それだけは、いつまでも変わることのない未来へと続く「想い」。
さぁ、新しい一歩を、今、踏み出そう。。。
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