沖縄海兵隊訓練公開
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- 2010/09/25 21:48:25
在沖米海兵隊は23日、国頭、東の両村にまたがる北部訓練場(キャンプ・ゴンザルベス)で行われてい るジャングル戦闘訓練センター(JWTC)の一部を沖縄タイムスなどに公開した。案内した司令官のキシャ・フラッグ少佐は、北部訓練場の過半返還に伴うヘ リパッドの移設で東村高江の住民と日本政府の間で訴訟などが起きていることなどについて「日米両政府は非常に緊密に連携を取り、全面協力しているので、問 題は感じていない」との認識を示した。
フラッグ少佐は2005年まで8コースあったプログラムが「UDP(ローテーションの部隊配備計画) の派遣隊員が減っている」として、06年から二つに縮小されていると説明。「砂漠や山岳と違ってジャングル地域での戦闘は現在行われていないが、準備は必 要だ。一人でも多く訓練したい」と述べ、11年まで8コースに再拡大したい意向を示した。
2コースはジャングルスキルとジャングルリーダーズ。在沖米海兵隊の部隊を中心に毎週80~100人 の隊員に5~6日間のジャングル訓練を指導。本国の部隊も参加するという。ほか、米軍の陸海空を含む全4軍が独自に訓練する独自運用コースがあり、特殊部 隊なども使用している。自衛隊など同盟国の軍隊は使用していないと説明した。
23日は牧港補給地区の第三海兵兵站(へいたん)群の部隊約20人がM16ライフルを手に参加。教官 から時折、ののしられて混乱に陥れられながら、谷間につられたロープを渡ったり、泥水が流れる狭い水路を潜りながら鉄条網などをくぐり抜けていた。20代 前半の隊員らは「海兵隊員であることを感じられて良かった」「チームワークを学べた」と口々に話したが、沖縄の基地問題が日米間で長期問題化していること に「よく分からない」と話していた。http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-24_10481/
今月27日から、黄海で米韓合同演習で対潜水艦訓練を行うと発表したばかりの米軍ですが、
尖閣諸島問題を受け、クリントン国務長官による尖閣諸島が日米安全保障条約に適応する
との発言からすぐに、沖縄周辺での演習が増えているようです。
沖縄の演習で急遽増えたのは、インドの海・空軍とアメリカ軍の合同演や、
http://www.defensenews.com/story.php?i=4786930&c=ASI&s=TOP
宮古島周辺の港のデータ収集のようで、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100925-00000014-ryu-oki
沖縄周辺がとても慌しくなっているようです。
インドとアメリカの軍事演習は数年前から毎年行われていて、2004年の合同演習では
アメリカF-15C×1機 vs インドSu-30、Mig-29等合計3機
で空中戦が行われ、アメリカがボコボコにやられたりしたことがあるようです。
ロシアの戦闘機Su-30MKは、インドの他、中国でもSu-27を含めて300機ほど導入
されている機体です。
ボーイングの航空シミュレーターで1対1だとF-15Cが確実に打ち落とされるという
シミュレーション結果が出ていたのですが、実際の空中戦ではどの位持ちこたえるか等は
わかりませんでした。
玉梓は沖縄周辺の安全を願っています。