展示用T-2訓練機からHUDが盗まれる。
- カテゴリ:ニュース
- 2010/09/28 23:26:16
航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)内にある「広報館」から戦闘機の装備品などを盗んだとして、浜松中央署は27日、岐阜県羽島市上中町長間、無職大橋賢二容疑者(45)を窃盗の疑いで逮捕した。
発表によると、大橋容疑者は今年6月上旬、広報館に展示してあった空自のT―2中等練習機の操縦席に備え付けてあった航空時計1個を盗んだほか、展示スペースにあった方角や速度を計測する機器3点も盗んだ疑い。「どうしてもほしかった」と供述している。
広報館によると、T―2は機体を自由に見学でき、操縦席は1~2人しか入れない大きさ。航空時計は機体にねじで固定されており、大橋容疑者はドライバーを持ち込んでねじを外したとみられる。そのほかの機器もテーブルにワイヤで固定されていたという。
6月上旬に同館が装備品がなくなっていることに気付き、同署に被害届を出した。防犯カメラの映像から大橋容疑者が浮上した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100928-OYT1T00003.htm
HUD(ヘッドアップディスプレイ)は透明な板に直接情報を映し出したモニターで、飛行機の
操縦などで遠くを見たり、近くのスピードメーター等を見たりしていると起こる空間失調症等の
症状を緩和する為に作られた、速度、高度、水平等を一度に見たりするためのディスプレー
です。
現在では一部自動車にも搭載されたり、HMD(ヘッドマウントディスプレー)等のヘルメット
内臓タイプに変わってきたりしていますが、現在でも戦闘機に搭載されている重要な情報
投影装置となっています。
玉梓も欲しいけど泥棒はよくないと思います。