初恋
- カテゴリ:恋愛
- 2010/09/29 23:12:13
・・・といえば、島崎藤村でしょ~w
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
解釈については、
まだ相手に気持ちを伝えてない、いやいや相思相愛なんだなど、諸説ありますが、
詩や和歌ってそれを読んだ人が自由に感じて想像していいと思います。
第3連の「ためいきが髪にかかる・・・」ギュって抱きしめてるのかなぁ・・
そういう前提でネコ訳(+妄想バージョン)をどうぞ!
【ネコ訳】
まだあげたばかりの君の前髪を
リンゴの木の下ではじめて見みた時
昨日までの君とは違うことに戸惑って
その前髪にさしている花櫛の花のように
君のことが本当に美しいと思いました。
君は、やさしく白い手を手をさしのべて
僕にリンゴを渡してくれましたね。
薄紅色のリンゴがとても愛おしく思えて
僕は初めて人を好きになったことに気がつきました。
何気なく漏らした僕のため息が
君の髪の毛にかかってゆれたとき
今、君と気持ちを通い合わせてるんだなぁと
とても幸せな気持ちになりました。
いつも君と会うリンゴの樹の下へ、いつの間にか道が
できてしまっている。
「この道って、誰がいつも通って出来たのかしらね?」って
知ってるくせに私に聞く君が、とっても愛おしく思う。
***
第4連がいいですね^^
情景が目に浮かびます。
何度も二人で歩いたから出来た道を今日も歩きながら
悪戯っぽく「ねぇねぇ」って質問する少女。
「さぁ・・」ってちょっとそっけなく答える少年。
少女はちょっとむくれて、先に小走りで樹に向かう・・
少年はニコニコしながら、ゆっくり歩いていく・・・
く~ >_< いいなぁ・・^^
ありがとうございます。
りんごの甘酸っぱさが詩のイメージに
合ってますよね^^
>あずさん
ありがとうございます。
ご褒美はもっと良いものを・・・
クレクレ!
>ケイト。さん
ありがとうございます。
この初々しさがたまらないですよね。
私の初恋は・・・ヒミツです^^;
>ルナさん
ありがとうございます。
胸キュンしていただけるとは!
またネタを探してきますのでお楽しみに^^
>榛名ひとみさん
ありがとうございます。
こうやってサラリと流すのです^^;
自分のはヒミツということで・・・
>ねここねこさん
ありがとうございます。
学校だと制約とかあって解釈も難しい
でしょうね。私もこんな風に教えてほしかった!
こんな解釈で学校の先生が教えてくれたら
もっとみんな国語好きになるはず!
自分の初恋は?
それにしても↑綺麗にまとめましたな~^^
ネコさんの初恋もこんな感じでしたか?
ご褒美にお水とステプ^^
まずりんご買いに行くかな・・・ww