嘘? 本当?! 来た~~~!!
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/01 00:27:28
えー、多分ごく一部の人間が椅子を蹴っておどりあがり、その他のひとは何のことやら……というニュースについて。
実は自分では買ってない、だけどそろそろ発刊予定・これで完結、という漫画のことが気になっていた。
書き下ろしで、この月末に刊行らしい……というので情報もとめて検索してみた。
結果。
来た、きた、キタ~~~!
夜中に叫びました、ええ。
その漫画はいなだ詩穂の『ゴーストハント』、アニメ化もされたホラー漫画だ。
でもってこの作品、小野不由美の少女向きホラー小説(いや、発刊時「ライトノベル」なんて言葉がなかった。なにせ一冊目は一九八九年刊w)、通称〈悪霊〉シリーズの漫画化作品、割と原作に忠実に描かれているようだった。
ようだ、というのは店頭でパラパラ見てみた程度で、購入していないため。
コミカライゼーションって、独自色が強くないとあまり読もうと思わないので。
が、この作品に関しては「忠実であること」がセールスポイントだった。
原作〈悪霊〉シリーズが随分前に絶版になり、復刊希望の声は高かったのに、再刊されることはなかった。
作者がリライトしているという情報(海外メディアへのインタビュー記事だった)まで流れたというのに、手に入らない状況がつづいていた。
なので、漫画版が完結したらシリーズについてネタバレ気にせず話せる相手が増えるかな~、なんて考えいた。
で、世の反応はどうだろう、と検索したわけです(やっと話が冒頭に戻った)。
そうしたら……
小野不由美幻のホラー長編「ゴーストハント」シリーズ 全編リライトで復刊
の告知が!!
http://www.mf-davinci.com/yoo/index.php?option=com_content&task=blogsection&id=14&Itemid=88
長かったね~、リライト情報が流れてからでも三年以上?
「期待しないで待ちましょう」が合い言葉だったw
ちとメンドクサイですが、講談社ティーンズハートから刊行されていたいわゆる〈悪霊〉シリーズが復刊されるようで(コミカライゼーションはここまでで完結、アニメは原作小説六冊目まで)、ホワイトハートから〈ゴーストハント〉のシリーズタイトルで刊行された続編は再刊予定にないようです。
全てが解決したと思っていたのに……な部分はなかったことになるのかな?
アニメは伏線ばらまきっぱなし、ミステリなら事件関係者が集められ探偵が「さて……」と言い出す、そのひと山前くらいで終わっててw、実にもったいない。
一番驚いた部分についてはネタバレすると面白味が減るので細かいことは言えないが、当時の制約一杯の少女小説で、むしろそれを逆手にとって、こんな話を書いたのだから驚きだった。
減っていく改行、増えていく漢字、どんどん本気のホラーと化していく物語w
夜中に読んでて不安になって、背後を何度も振り返るハメになった。
でもって……アレだ。
興味を持ったからといって、現在でも比較的入手しやすいホワイトハート刊行の続編を決して先に読まないように。後悔します。
通信関係は、時代設定は、大丈夫か? w
挿絵が変わった、一人称から三人称の小説に変わった、思う通りに登場人物がカップルにならない、と暴れた読者がいて、それが続きをかかない遠因だったという話もあった。
が、再刊されて好評なら続きだってありえるかもしれない(法医学が発達したからもなかなか難しいかもしれないけれど)
おそらく相当手が入っている(でなきゃ出しづらい)。ここは再入手一択。
あぁ、SPRの面々に再会するのが待ち遠しい。
あれこれグタグタで申し訳ないです。
t2さん
なんと、これ書いている時点で刊行されています。落ち着いたのでようやく買ってきました。
もうすでに読んでらっしゃるかな?
まりえるさん
二十年前にかかれた少女小説だという前提は承知した上で読んだ方がいいかもしれません。
色々制約が多かったなか、それを逆手にとり、あるいはぶっちぎっていったのが面白かった話なので。
シリーズを読み終えるまでは、作中の語句についてネットで検索したら損をします。お気をつけて。
さーちんさん
いらせられませ。ようやくの復刊です。
書店で単行本をみつけたら、えらく濃いピンク色でびっくりしました。
そりゃ、文庫の時も基本ピンクでしたけど……
akaneさん
噂は流れるも、本当になかなか出なかったですよね〜
単行本刊行だと、値段以上にスペース的に辛いですが、買ってきてしまいました。
ようやく読めそうです。
ながつきさん
あの旧題名、実はあれでよく内容を表していたような……
悪霊シリーズは、昨今の需要で延びてしまう話と違ってシリーズ開始時から構成が練られていたと感じます。
一作目はレギュラー紹介とスタンス(特に、ナルの)紹介篇、ネタもあれですし。
さっき感想を検索してみたら「あまり恐くはない」みたいに書いている人もままいたり。
……そう思って読み進めてしまえ〜、そしてちぢみあがれ〜、と思っています(ニヤリ)
さくら+さん
シリーズ読み終わるまで、作品についてネット検索は御法度です。
旧版は、随分昔に絶版、入手が困難だそうで、読み比べは結構難しいかも。
最初は控えめで、徐々に恐くなっていきます。少女小説ぶっちぎっていく恐怖をお楽しみに。
しかし、未読なので出版されたら早速読んでみます。
ただ、リライトということなので…。
むかし、古典文学を勉強していたときに、伝わっている本文の違いを検討して意味を見出すということをしていたので、そう、古い版と今回の版を細かく比較していけば、普通に読んだら気付かないことが見えてくるかもしれないという誘惑が心の中に広がりつつあります。
でも、まずはそんな読み方しないで、まずは普通に物語を楽しまないといけないですよね。
でも、“悪霊がいっぱい”が“ゴーストハント”で消えちゃう?章題とかで残るかな?
悪霊シリーズは全巻持ってるから別にかまわないんだけれど、ちょっと残念です。
昨日、ブログ広場でそのようなタイトルのブログをいくつか見かけて、「ほ、ホントに?!」と驚きのあまり確認もできませんでした(苦笑)。
小説第1巻を貸した知人が音信不通になってしまい、読み返したいのに無い状況に身もだえしていたので非常に嬉しいです。
・・・が、全面リライトで当然全巻買い直し(しかも単行本)となると、お財布が大変になりそうです。
いまから金策を整えておかないといけませんね。
楽しみです!
こちらの記事を読んで思わずガッツポーズしてしまいました!
私は図書館で原作借りて読んだのですが、おもしろくて何度も借りるくらいハマってました♪
アニメも見ましたが、やっぱり原作がいい!復刊うれしいです!
情報ありがとうございます^^
いい機会なので読んで見ます(気にはなっていたので)
情報ありがとうございます!
来ましたね~~♪♪
もうムリかと半分諦めてた『ゴーストハント』全7巻単行本化!!!
まさかこんな日がくるとは・・・
待ってて良かったです^^