Nicotto Town


およよ・れおポン


近所のヨーカドーは十月いっぱいか?

近所のイトーヨーカドーが閉店セールを初めて、すでに一ヶ月以上過ぎた。
まだ、営業している。
閉店日はまだ発表していないのか、どこにも案内が無い。

店員に質問している人がいて、その会話も、
「十月いっぱいは営業すると思います」
というあいまいな話しだった。

店員も予定を知らされていないわけだ。


僕は、閉店セールが始まってから、ずっと意識的に店を観察している。
いや、日常的に、以前から観察していた。

まず、閉店セールの前に、面白いことが起きていた。
なぜか、正社員が少なくなったように見えていた。
食品売り場など、パートばかりになった。

これが7月くらいだったと思う。

そしたら、閉店セールが始まった。
これが8月中だったか。
振り返って考えると、どうやら、閉鎖の準備として、正社員は転属させていたようだ。

最初は、普通の閉店セールに見えた。
売り場の商品に割引のシールなどが貼られた。

すると、大勢の客が、セールに訪れた。

ここまでは、だいたい普通だろうか。

その後が面白くなってきた。
9月のあいだ中、セールが続くのである。

売り切れで在庫の無い棚が片付けられたと思ったら、再び、商品が増え始めたのだ。

棚は、安売りによくあるワゴンに変わっている。

商品は、今までとちょっと違って、定価からして安そうな商品が増えた。
たぶん、特売用の商品が集められているのだ。
閉店までに在庫が残っても始末しやすい物を選んであるのだろう。

店員のほうは、なんと、新しくアルバイトを雇っている。腕に「見習い」とあるから、全く新しく採用したのだろう。
閉店セール中にも、どんどん正社員を出して、アルバイトへ置き換えているわけだ。

ここまでが、9月中の出来事。

それにしても、新しく雇うには、期間が短すぎる、と、思ったら、
10月になっても閉店しないのだ。


どうも、想像してみるに、閉店セールを始めてから、売り上げが増えたのではないか。

僕の見た目にも、以前に比べて、いつも客がいるようになった。

それで、売り上げが落ちるまで、閉店セールを引っ張ってしまおう、という経営者の腹があるのではないか。

閉店セールの最初から、予定は一切公表していない。
経営者の予定どおりなのだ!

もし日程がはっきりしていたら、正社員の移動だって、日付がはっきりして、一斉に行われるはずだ。
それなのに、少しずつ、移動してゆく。
これは、日程を決めないための措置なのだ。

アルバイトに仕事を教えながら、だんだん人を入れ替える。
最小限、閉鎖のための正社員を残し、アルバイトで人手を維持することで、閉店日が自由に設定できるのだ。

ん〜、これは計算されている。
頭の良いニンゲンが考えたのだろう。

でも、そういうやり方、僕はきらいだけどね。

現場で働いている人は、先の事が分らないまま、なんとなく仕事を続けなくてはならない。

うやむやなまま分らないでいる。
これが、人の心に薄暗い影になる。

具体的に影響があるわけではなく、「なんとなくやる気がでない」とか、漠然とした不安を感じるといった状態になる。

経営者は、現場の労働者の気持ちなんて考えてないのだ。


現代の日本は神経症の時代などと言われる。
うつ病の予防なども話題にのぼる。


その原因の一端が、僕の目の前にあるような気がする。

#日記広場:日記

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2010/10/03 22:56
どうして日本人は経費を削減や儲けが大切な人間になってしまうのか。
物事を局所的、短期的にしか見ない人が多くて困ってしまう。

それにしても、月刊アーカイブの表示、これで正しいのだろうか。
今では2008年09月の記事があるユーザーは少ないので、気付いてない人が多そうだなぁ。
サポートに送ってみようかなぁ。
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2010/10/03 19:54
先行きが不安な中で、真っ直ぐに仕事に打ち込むのも難しいですものね。

関係なくて申し訳ないですが、
ブログの月刊アーカイブの色が、2008年09月のだけ変わったんですね。
←左を見てビックリしました。^^; 2年で一区切りになるんですな。




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