DSソフトの行方と子供時代
- カテゴリ:友人
- 2010/10/07 00:29:33
私は仕事で居なかったのですが、母親から聞いた今日の出来事。
今日も甥っ子の所にお友達が遊びに来ていたのですが、
甥と一番の仲良しのR君の他に
以前1度だけ?来た事のあるT君と言う子が珍しく遊びに来ていたそうです。
甥っことR君はDSで遊んで、T君はそれを1人で見てるという感じ。
因みにこの子は以前来た時に上着を忘れて?行ったらしいので
私の母親(甥にとっては祖母)が帰りに持って行くようにと
袋に入れて置いておいたそうです。
その後母親は所用で近所へ出かけ戻ってきた後、T君は帰宅。
…で、お友達帰宅後DSソフトが無くなっている事に気付く。
実は以前T君が遊びに来た時にも同じようにソフトが無くなった事があったのです。
余り人を疑いたくないとは言え、同じ子が来た日に限って毎回ソフトがなくなるのは
あまりにも不自然ですよね?
それを知った姉(甥の母親)は一応T君の家に電話を掛けるものの相手の親御さんは
全く取り合ってくれず…今回も同様な対応だったようで。
姉は誰にでも自分のオモチャをほいほい貸す甥の管理の悪さを叱りつけたそうです。
それが元でまたちょっと別の困った事態が発生したのですが
それはそれでまたお話しするとして一旦置いときます。
ただ、その話を帰宅後聞いてふと思い出したのが小学校時代の同級生のKちゃんでした。
Kちゃんは私が転校した初日?に唐突にノートを渡してきて
交換日記を強要してきたのです。
ちょっと強引なその手法に戸惑いながらも、
転校先で仲良くしてくれようとしてくれる子がいるのは有難いので
交換日記1冊分くらいの交流をしました。
一緒に帰ったり、ウチに遊びに来る事もありました。
ある日、私がピアノを習っていて家にピアノがある事を知ったKちゃんは
「ウチにもグランドピアノがあるんだ」
そう言い放ちました。
世間知らずだった私はそれを聞いてふ~ん、そうなんだぁと思いました。
多分それ以上でも、それ以下でもなかったと思います。
私が持っているのはアップライトだったのでグランドピアノって所は
少しすごいなぁと思ったかも知れませんがそこまで羨ましい訳じゃなかったのです。
そんな私の態度が気に入らなかったのでしょうか?数日後彼女はこう付け加えました。
「ピアノの鍵なくしちゃって開けられなかったけどようやく鍵届いたから開けられる」
その時も私は多分鍵届いて良かったねくらいにしか思ってなかったと思います。
別の時には「帰宅したら後でウチに電話を掛けて」と言われ、
何で今用件を言わないのだろう?と思いつつも渋々掛けたところ
「今車の中なんだ^^(カーテレフォンがあると主張)」
と、言われました。
いつしか彼女は私に対して難癖をつけてくるようになりました。
体育の時間私がちょっとぶつかった事が原因で
自分の腕は一生治らない怪我を負ったと主張。
私は段々恐くなってきて彼女と距離を置くようになりました。
ある日、家に注文したはずのない出前が届きました。
それも2度も。
確証はなかったものの彼女に目星を付けたウチの両親が
彼女に業者を装って電話をしました。
それから出前の嫌がらせはなくなりました。
大人になってから聞いた話ですが彼女が遊びに来た後
玄関に飾っていた母親が作った手芸の飾りがなくなっていた事もあったそうです。
因みに彼女のお父さんは病気がち?で、10人近く兄弟の居る6女でした。
私は彼女の家に遊びに行った事は一度もありませんでした。
それまでの出来事が全て彼女の仕業だという確証も何もないけれど
大人になってからあの時の彼女の気持ちってどんな風だったのだろう?と
ふと思う事があります。
ここからはあくまでも状況証拠と私の勝手な憶測でしかないので
もし違った場合、Kちゃんにとってはとても失礼な想像でしかないのですが
誤解を恐れずに言うと、Kちゃんは私に嫉妬していたのではないか…?と。
断っておきますがくりす家は決して裕福でもなんでもないごく普通の中流一般家庭です
…というかでしたw(過去形)
今はむしろ普通より貧乏です^^;
でも、お父さんが病気がちだったKちゃんにとっては子供心に
父親が現役で働いていて家にピアノがある家庭=裕福という図式が
成り立ってしまったのかもしれません。
始めは純粋に仲良くなりたいと思ってくれたのだと思います。
でも子供心に芽生えた小さなコンプレックスを埋める為についた
精一杯の嘘の見栄に対して羨ましがろうとしない私。
彼女はそんな私に対して憎悪を持ったのだとしても不思議はありません。
勿論、私は彼女に対して悪い事をしたつもりも覚えもありません。
今でこそもしかしたら…こういう理由だったのかな?と推察してみるけれど
子供心にそこまで気遣えるわけもありません。
もしそれが本当だとしても、単なるやっかみでしかないでしょう。
それでもあの時もし本当に私に対しての嫌がらせをしていたのが全部彼女だとしたなら
彼女の気持ちに気付けなかった自分に少しだけ腹立たしい気持ちもどこかにあったり。
もし仮に甥っこのソフトを持っていったのがT君だとしたら…。
彼は何を思ってそのソフトをそっとポケットに忍ばせたのでしょう?
小学校低学年の時の学芸会の王子様&お姫様役は喧嘩にならないようにとの配慮なのかなんなのか
立候補や推薦は不可能で、背の順番で大体中間辺りにいる子がなると決まっていて
何だかそれはそれでスッキリしないってことを、ふと思い出しましたw
子供だって他人を妬むこともあるし、相手の持ち物を羨ましく思う事がある…というか
物質的には大人より純粋に貪欲ですよね。
子供だから間違いを起こす事も多々あると思いますが、その間違いを周りが知った時
ちゃんと正しい方向に導いてあげられる大人が近くにいるかって本当に重要だと思います。
導いてくれる大人が居ないとしたらある意味T君も被害者なのかも知れません。
>夕燈様
小さい頃の話ですが、お習字習っていた先生の所でちょっと問題児な女の子が先生と喧嘩?して
むくれてそのまま帰ったことがありました。
習字の先生のお家は駄菓子屋さんも兼ねていたのですが、
帰る間際にそのお店にあったお菓子を盗って行ったのを同じ教室に通う私の同級生が見かけて
それを先生に伝え、先生はその子の家に連絡しました。
…すると、数十分後にその子のおばあさんがすごい剣幕で怒鳴り込んできたのです。
「帰って来てから調べてみたけど盗ってなかった!!人の孫をドロボウ呼ばわりするとはどういうことだ!!」と…。
後から先生は在庫を調べてみたけどやっぱり足りなくなっていたと言っていました。
T君の親御さんがこういう人かどうかは分かりませんが、
人の物に手を出す子というのは周りの大人に問題がある子が多いんですよね。
子供は親や身近な大人の鑑です。
ソフト盗まれた挙句叱られた甥はちょっと可哀想ではありますが
奴は奴で玩具はホイホイ買ってもらえると思っている節があるので
これを機にもう少し玩具を大切にする習慣ができればなぁと思います^^;
T君の親御さんが全然取り合わない、との事なので
「何かやっても親は自分を叱らない」と、T君は思っているかも…。
これが、だんだんエスカレートしたら…と思うと恐いです。
ちょっと大袈裟になりますが、最悪警察に被害届を出すとか?
(相談サイトで似たような事例があったのですが、
盗んだと思われる子に、さり気なく警察へ通報するような事を話したら盗まれた物が戻ってきたそうです)
実際に被害届を出す・出さないを別にして、ある種有効な手なのかな?と。
ただ…それを聞いたT君の親御さんが逆ギレする可能性もありそうな…(_ _;)
甥御さん、ソフトはなくなるし叱られるしで災難でしたね。
自分も子供のころ、友達のおもちゃがうらやましかったり欲しかったりってことが普通にありましたね。
大人になってから芽生えるのはそれを抑える能力なのかもとブログ読んでて思いました。
衝動的にソフトを忍ばせてしまったことは、まだそれを抑えることができない子供だからと許されたとしても、それを悪いことだと教えないと、彼は世間で大人として扱われるようになっても行動は子供のままになるでしょう。どうやら彼の周りにはそういう人が居なさそうなので、彼自身がそれを後悔して悪いことだと気がついてくれるのを願うばかりです。
僕にも似たような友達がいました。どんなに仲良くしようと何かしても、相手が変わるなんて
そう簡単には行くはずもなく、自分の身を守るために付き合いをやめました。
みんなと仲良くするに越したことはありません、けれどT君のような人もいるって事が現実。
甥っ子君には悲しいことを言うようですが・・・。
お母さんに怒られちゃって大変だったろうけど、わかってくれてるといいなぁ(´・ω・`)。