Nicotto Town


ボーヤのブログは、一日にして成らず ^o^;


月光の下で (ハリウッド Ver.)


た、大変なことになりましたよ!「え?何が?」って、いう人は、ルーキー登場!(前編)から読んで下さい!
安全な場所に逃げたつもりが、どうやら待ち伏せされていたようです!
僕らが、グランドキャニオンに現れるのは、お見通しだったのか…?


「こ、これって、も、もしかしたら、ジミーワイルドボーヤによる企みかな? オイラ達を亡き者にして
 この街を牛耳ろうっていう…?」
「そうか! おいしい酒、飲み放題! おいしい葉巻、吸い放題! かわいいあの娘、独り占め!」

え、あ、あの、何言ってんの! お、オイラだって、い、今まさに突き落とされようとしてるんですケド!

「で、出来れば、スタントマンに代わってほしかったデス…」
「で、出来れば、ピーターパンのままで死にたかったデス…」

え? もっと前に進め? って、も、もう これ以上 前に行けないんですケド …って、 あ~!

「あ~ッ! ジミーボイルドボーヤが落とされた!」
「え~ッ! 地味なボーヤだからって、ひど過ぎ!」


(銃声!)

「!」
「!」


「え? 黒眼鏡たちが、一瞬にして吹き飛んだ…!」
「く、暗くてよく分からないけど、だ、誰かいる…?」

「あ!ジーヤ!助けに来てくれたんだね! え?ネコの頼みじゃ断われない?」
「あ、ジーヤ!後ろ!」

(銃声!)

「す、凄ッ! 振り向きざまに、黒眼鏡を撃ち倒した!」
「え? もしかして、ジーヤが、あの…伝説の ”早撃ちジーヤ ”なの?」


「あ、異国のボーヤと、ネコ・マージンだ! おーい、こっちだよー!」
「えっ? ムエタイの達人、パンダーマンもいる!」
「金、銀ボーヤさーん! ジミーボーヤさんも、無事ですよー!」

じゃーん! フジミーボーヤですよ~!  イタタ、みんなして叩くことないじゃん!

「このやろ、冗談言ってる場合か! 悲しんじまったじゃねぃかよ!」
「そーだよ! グランドキャニオンから落ちたのに、なんで生きてられるのさ!」
「あ、あの…。 ここって、セットなんです…」

そう! だから落ちても、せいぜい2メートル! 全然痛くないの! って、だから、叩かないでッ!

「こ、これがセット? それにしては、すごく、よく出来てるけど?」
「え? パンダーマンもCGなの? それにしては、動きが滑らかだね」
「さすが、ハリウッドですよね!」

そう、まるで、夢のよう!


~エンドクレジット~

  (出 演)
ゴールドボーヤ   マコーレー・カルキン
シルバーボーヤ   ハーレイ・ジョエル・オスメント
ジミーボーヤ     フレディ・ハイモア
異国のボーヤ     リュウノスケ・カミキ
早撃ちジーヤ     クリント・イーストウッド
黒眼鏡 A       ジュード・ロウ
黒眼鏡 B        キアヌ・リーブス
黒眼鏡 C       ダン・エイクロイド
黒眼鏡 D             トミー・リー・ジョーンズ

  (声の出演)
ネコ・マージン   イライジャ・ウッド
パンダーマン    トビー・マグワイア

  (監 督)
スティーヴン・スピルバーグ

字幕翻訳  戸田奈津子



「健二くん、健二くん!」
「え? あ、早紀ちゃん、おはよう…」

「ちょっと、寝ぼけてないで。もう、映画終わっちゃったよ」
「え? あ、そうか。映画観に来てたんだっけ…。 僕、ほとんど寝ちゃってたかも」

「うん。寝顔が、かわいかったわ。 恥ずかしい! って、今、顔隠しても遅いわよ」
「このところ、残業続きだったから、寝ちゃったのかな…。昨日は、比較的早く帰って来れたんだけど…
 (スカイボーヤのブログなんか読んだのが間違いだったな!)」

「ねぇ、幸せそうに寝てたけど、どんな夢見てたの?」
「えーと、映画のような夢? ん? 夢のような映画?」

「夢の中でも、映画観てたの? え?パンダーマンも登場? なあにそれ、スパイダーマンのパクリ?」
「ねぇ、早紀ちゃんはどうだったの? 本物の映画。 ”ガーフィールドの伝記”は?」

「え? それを言うなら ”ガフールの伝説”ね。なかなか良かったわ!CGとは思えないほどフクロウが
 良く出来ていて、まるで本物のよう! かわいかったよ~!」
「いいな~。僕もその思い、共有したかったな~!」

「ねぇ、私、お腹すいちゃった。 どこか お店に食べに行きましょうよ」
「それなら、お任せあれ! おいしいお店、見つけてありますよ~!」

「うわ~、楽しみ! 健二くんの見つけるお店、ほとんど当たりよね。 ミシュランも、びっくり!」
「でしょ! 今日は、フレンチですよ。 では、参りましょう、マドモアゼル。 エスケープいたしますよ!」

「え? エスケープ(逃走)? それを言うなら、エスコートじゃない?」
「おっと、いけねぇ!」

二人のステキな夜は、まだ始まったばかり…


※この話は、フィクションですよ!

アバター
2010/10/10 20:41
ありがとうございます!
ほとんどセリフだけで、おし進めてしまいましたが、意味わかりましたか?
これからも、かなり想像力を膨らませて、お読み下さいね。
アバター
2010/10/10 19:10
毎回面白すぎですww
アバター
2010/10/09 22:27
夢の映画のキャスティングについて…
すべて、シャレです!現実には、ありえません!

ボーヤたちは、新旧の有名子役をチョイスしたので、年齢がばらばらです…。
オスメント君は、あまり好きじゃないけど(コラッ)、彼なら銀髪が、似合うかなぁと…。

黒眼鏡たちは、黒いスーツに、サングラスをかけて映画に出ていた方を、シャレで並べてみただけです。
すべての方が、本来は悪役ではありませんでした(おそらく…)。



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