読書感想文11
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/10 23:41:47
乙一著/『銃とチョコレート』を読み終わりました。
文字も大きく所々に挿絵があるので、子供向け小説かもしれません。
が
内容は全然子供向けじゃない。
乙一さんは相変わらず人の闇を書くのが上手い。
主人公が裏切られた時、私も主人公と同じくらい物凄く凹みました。
けどそれだけで終わらないのが彼の話。
最後まで読んでいると善人と悪人なんて境が無くなってくる。
誰がいい人で誰が悪い人か分らなくなってくる。
それが「人間」ってやつなのでしょうね~。
個人的には時々ある挿絵がちょっと怖かった。
独特な雰囲気でステキなのだけど…やっぱ怖いよ。
主人公のお母さん、瞳孔が開いてるではないですか。
お母さん美人の設定のはずなのに、一番怖いですよ(;;)
彼の作品は『銃とチョコレート』見たく暗さが目立つ作品と
心が温かくなるような感動作品とに二極されてる気がします。
私は暗い作品も感動作品もどちらも好きなので、彼の作品は結構読んでいるのです。
わかばさんの感想文、拝読させて頂きました。
いや~、私よりもしっかり書いてらっしゃる(^^;)
色々と参考にさせて頂きました。
>>メイさん
私も一時期ハマって読み漁ってました。
最近は乙一さん、新作書いてませんね~。
お!『紙魚家崩壊』読まれるのですか!
うわ~、何か嬉しいです(^^)
メイさん好みの作品でありますように♪
『銃とチョコレート』は読んだことないです。
久しぶりに乙一さん読んでみようかなぁ…。
でもその前に、実は「紙魚家崩壊」を手に入れたのでそれを読もうと思います☆
そうなんですか、人の闇を書くのが上手い作家さんなのですねぇ。
また機会があれば読んでみたいと思います。
恥ずかしながら、以前に書いた感想文はこれです。^^; ↓
http://wakabanonikki-2nd.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_8349.html
読みやすいから、オススメですよ~。
いい感じに暗いし。
乙一読んだ事あるなら…まぁ分るか。
>>ブンコさん
暗い話が平気なのならば、どうぞ読んでみて下さいませ(^^)
私は図書館でこの本を見つけたので、ブンコさんのお近くの図書館で見つかると良いなー。