社会人になって２～３年の頃の話です・・・。

大阪の自宅には駐車場がなくて　１２０ｍ程離れた所に駐車場を借りていました。
仕事を終えて帰ると　駐車場に着いたのがかなり遅い時間で、もともと住民しか通らないような所なので　その時も人影はありませんでした。

その日は　天気があまり良くなくて、雲が低く垂れこめていました。
空を見上げると　雲の上からライトで照らしてるような　丸い光の環が雲を通り抜けて
地上を照らしていました。（確かにこの時はそう見えたんです！）

私は　宇宙人がUFOでやって来て　ライトで地上を照らしてると思って
　『目ぼしい地球人を探しに来てるんだ！』
　『見つかったら連れて行かれるかもしれない！』
と怖くて　民家の軒下に隠れるように　急いで家まで帰りました。

この事は　何だか人には言ってはいけない事のように思って　誰にも言いませんでした。

しばらくして　同じように雲が低く垂れこめた日があって、その日も雲には光の環が
動いていました。
でも・・・　この時は見え方が　前回と明らかに違っていました。
そのライトは　雲の上からではなく、地上から向けられてるものでした・・・＾＾；

のちに　それがパチンコ屋さんのサーチライトだと知るところとなるのですが
私の思考回路の可笑しさに情けなくなるとともに　誰にも言わなかったことに
安堵の胸を撫で下ろしたのでした・・・＾＾；