街の盛衰
- カテゴリ:日記
- 2010/10/11 02:15:37
私か゛ 今の 金町に住むようになって ずいぶん経つ。
おととし 北口から南口に引っ越した。
街は 線路が通って 駅ができると 街として発展する。
そのとき まわりが みんな同じように発展するのでなく
どちらか片方だけ 駅前に 商店ができ
周辺に 住宅がひろがっていく。
金町の場合は まず 南口 戸建の住宅が立ち並び
駅前には 個人商店が 軒を連ねる。
人口が増えるにつれ 雨天でも買い物客が来るように
アーケードができた。
時代は流れ 南口は飽和状態になったので
北口の駅前に 公団の高層住宅が建設された。
その一階には 大規模スーパーストア
すると そのまわりには 戸建ではなく
8~10階建てマンションが立ち並ぶ
すると 南口商店街は 北口の大型店舗に客を取られる
アーケードは 雨だけでなく 日差しもさえぎる。
景気の悪くなった南口商店街は 電気も節約
跡継ぎがいなくて閉店する店も出てくる
次第に アーケードは 薄暗くなって
さびれた街の印象が強くなってしまう。
お金の種をいつも探してる政治家が目をつけるのは
そんな場所。
駅前再開発という言葉が出てくる。
個人の土地をまとめて 広い土地をつくり
二十数階の 高層ビルを建てて 大型スーパーの誘致
再び 北口と南口の逆転
こうして 鉄道と駅があるかぎり
栄枯盛衰が繰り返されていくんですね。
南口のアーケードは取り払われて 明るくなりました。
しかし 大型店舗を誘致されては
個人商店の生き残りはなかなか厳しいですね。
アーケードは 商店が 元気なころは 明るく 便利で 活気があるんですけど
衰退してくると 照明が減って 薄暗くなるんですね。
個人商店は みんな子供たちに後を継がせず 大学に入れて サラリーマンにするんです。
店が閉まった商店街は、アーケードで日差しも入らないので薄暗く、人通りもまばらで、ちょっと恐い感じです。
行きづらくなったな、と思っていると、ある日気づくと、残っていた店舗も店を閉めてたりしますね。
ショッピングモールとかに作り変えるのはいいと思うのですが、そのなかに入る店舗はチェーン店ばかりで、元々の商店街のお店が入ることはあんまりないですよね。
寂しいですね。
そのアイデアはいいですね。
LED電球でも白熱灯そっくりなのあるから いいと思う
シャッターストリートという言葉 全国にあてはまるところ いっぱいなのね
日本でも 京都などは 外観はそのまま維持して 中だけ改造・・・・やればできるのに
不動産は いろいろな手法で 錬金術に使われるから 現状維持できないの。
まったり感のある何かが、欠けてるんですよね~。
何かチェーン店でも、木造、裸電球、土間とか、そんな感じなの誰かつくらないかなぁ。
駅の近くはほとんどシャッター街で、ガランとした感じ。
郊外に大型ショッピングモールができてからは余計にね。
電車より車を使う という土地柄も関係あると思うけど、
やっぱり駅前の個人商店が静まり返っているのは寂しい・・・
建物が木材でできていると、どうしても老朽化は避けられません・・。
でも、例えば英国(特に北方)などでは石造りの家が多く、
百年以上たっても平気で建っています。
自然保護・町並み保全の意識が高いので、立て替えるのではなく、
現状維持を原則に修繕・修復が暗黙の了解になっているようです。
すると、外観は時が止まったかのように変わらないのに、
建物の中は快適な暮らしが営める・・そんな生活をしています。
石造りだからこそできることですが、
“町並みが何十年たっても変わらない”というのは、
常に故郷が現存するようで、羨ましい気持ちになります。
一般の企業だったらとっくに不渡り、倒産です
市場原理で 安くなれば 借り手が増えるという 単純なことが 復活につながるのかも
しかし、中に入っている 土地の権利もっていて
もとからあった個人商店のみなさんは 諦めるわけにいかないから
なんとかお客を呼び戻そうとしてたけど
でも、最近、また新しい流れができています
テナントが抜けてゴーストタウンのようだったところに
メディア図書館や 専門学校ができている
うまく行くのかどうかわからないけど
パン屋さん、ケーキ屋さんなんかは、この10年ばかりで
個人のお店が増えました^^
駅前ではなく、ちょっとはずれたところに。
神戸だと 激戦区で、テナント料も高いけど
このあたりは やや 安いので お店を出したい若い人にも
可能性があったのです^^