Nicotto Town



懐かしい誰か。


ばたばたと過ぎていく時間です。

電車に揺られ、ふと見上げると
吊り広告の中で笑っている白髪の男性。
清々しい笑顔だ。
シニア海外ボランティアの募集だった。

「あれ」
もしかして。。
長いこと忘れていた俳優に似ていた。
根津甚八さん。
違うよな。でも、似ているなぁ。。
そうだといいなぁ。
再起されたのだろうか。

ひたすら広告の笑顔を見つめた。
満員電車だったので、距離があった。

なかなか雰囲気のある男優だった。
結構お気に入りだったのだ。

中島みゆきさんの提供の曲

噛まれた傷には麻酔が必要
おれでも少しは抱いててやれるぜ

こんな歌が似合う人でもありました。
なかなかいないよね。

http://www.youtube.com/watch?v=biQwh2UMWdw&feature=related


彼は人身事故を起こした。
被害者は死亡。
泣き崩れ土下座をして詫びたという。
そして、役者を辞めた。

ネットで検索してみたら
闘病中らしい。
車椅子生活、鬱病、ということが書かれていた。

人生って落とし穴がいっぱいだ。
被害者になるのも最悪だが
加害者になるのも相当堪える。

奪った命は戻ってこない。
きついなぁ。。

やっぱり別人だったか。。

亡くなった人や、ご遺族の方々を想うと
あんな笑顔をしてはいけない気もする。

でもなぁ。。
複雑だ。

電車を降りると空気が変わって
冷たい秋風が吹いてきました。

しばらく忙しい日々です。
巡回は、かなり飛びますが、どうぞお許しくださいね。





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