デビアス 帝国の崩壊 3
- カテゴリ:日記
- 2010/10/18 02:21:59
キンバーライトパイプは 上の方は風化して 黄色の土
小さな四角形の鉱区の採掘権を買って 土掘る。
ガリンベイロと呼ばれる人たちは
黄色の柔らかい土を掘りつくしてしまうと
儲かっても 儲からなくても よそへ行ってしまいました。
セシルローズは そこに目をつけて 買い集めたのです。
パイプは下まで続いているので
固い地面の下にも ダイヤは埋まっている。ということです。
当然のことながら 出てきたのです。
安く買い集めて ひとまとめに 自分のものにした
それが 一週間で 投資額を取り戻し
一年間で9万ドルの利益をもたらしたのです。
現在の貨幣価値では どれほどのものでしょう。
正しい状況判断ができるものが 勝ち組になる
ということですけど それだけでなく 資本力ですね。
すべて 買い占めることができたのですから。
そして その利益もすべて 他の鉱区も買い占めるために
そんなやり方で 成長していったのです。
ちょっと 儲かったからといって
キャバクラで どんちゃん騒ぎなんてしないの。
そして さらに 独占するのは 鉱区だけでなくて
そこから 掘り出したものを 販売するほうも
そう 考えるのは 自然の流れだった。
自分で 値段をコントロールできれば
利益は 莫大なものになるからです。
そして それを実現したのです。
新しい鉱山がみつかると それも支配下に置くのです。
鉱山を買い取るのではなく
販売を独占することの効能を説くのです。
まかせておけば しっかりと利益を確保できるということ
それはなかった。
ユダヤですから 頼れるものは お金と身内。
次の世代に引き継いでいったのでしょう。
バフェット氏は マネーゲーム なんにも生産しない ただのゲームの勝者ですから
お金の価値は 人それぞれですね。
売るものは ただの石っころ 地面を掘って 拾い集めたもの ですからね。
発見するまでの経費はかかってるけど その先は 石っころが札束に変わっていくのです。
それが つぎつぎと資本に積み重なって 転がる雪だるま状態
小説とか 漫画だと ある日突然 お金持ちの親戚から 遺産が・・・ということが お金持ちになるきっかけ
現実では
ロックフェラーもそうだけど 稼いだものは すべて投資する。
無駄遣いして お金を捨てるようなことはしない ということが 共通点でしょうか
結果、巨万の富を手にしたわけですが、
最晩年は(個人的に)富の還元をしたのでしょうか?
アメリカの著名投資家ウォーレン・バフェット氏(世界No.3の富豪・フォーブス誌)も
その昔、手持ちのお金500万円(現在に換算済み)で投資を始めました。
投資はバフェット氏の天職と公言し、自分の死後99.99%を
ビル・ゲイツが運営している慈善団体に寄付すると言っています。
現在バフェット氏の年収は、1000万円ほど。
アメリカの上場企業のCEOの中で、最低金額だそうです。
儲けたお金をどう遣うか・・・そこで人間の価値が計られると私は思います。
一説によると、人間は3億円手にすると十分満足できるとか。
それ以上のincomeは寄付したくなる・・・そうです。(新聞より)
すごいことをできるんですね。資本莫大なのがびっくりです!W
世界史の教科書に載ってた、アフリカ大陸を大股でまたいでる絵が印象的です。
うまいやり方で、莫大な利益を作りだしたのね。