ジミーボーヤと 魔法の学校
- カテゴリ:日記
- 2010/10/18 20:34:01
こんばんは、ジミーボーヤです。 最近、魔法学校に通い始めました!
え? 服装が普通? そりゃそうですよ。いかにもって服装してたら、すぐ魔法使いだって
わかっちゃいますからね。
え?箒(ほうき)?これは、魔法使いの必需品ですよ!普段は、専用のケースに入れて
持ち歩いています。楽器を運んでいるようにしか見えないんじゃないですかね。
オイラ、箒乗りレースに出るのが夢なんです。でも、まだ一年生だから無理かな。
学校へは、箒だと目立つので、列車で通っています。街のはずれに、ニコットメトロ駅が
ありますよね、あそこの 2と3/4番線から専用列車が出てるんですよ!
え?意味がわからない? 2番線と3番線の間、ほとんど3番線寄りですけど、秘密の
プラットホームがあるんです。柵があるからそこに向かって、歩いていけばいいわけです。
朝は混雑してるし、この街じゃ急に消えたり、現れたりしても、誰も怪しみませんからね。
「おはよう、チェルシーボーヤ!」
「やあ、ジミーボーヤ! って、いつも本名で呼ばないでって、言ってるよね!」
「あ、ごめんよ。チェルシ…、って、イタタ、こ、コブシでゴリゴリしないで…ッ!」
「だから、チェルシーはやめろって、言ってるだろ!チェスでいいから、チェスで!」
「あら、お二人さん、相変わらず仲がいいこと!」
「あ、ハーミニーちゃん、おほあよう!」
「やあ、ハニーちゃん、おはよう!」
「あら、わたしの名前は、誰かさんと違って略さなくてもいいわよ。それより、お二人さん
呪文学の宿題やってきた?」
「うん、嘘を薔薇に変えるって呪文でしょ?ジャーン!オイラのは、こんな感じ!」
「うわ、大きい黄色い薔薇! オイラのは、薔薇っぽいけど、なんか違うような花…」
「チェスの花は、バラ咲きではあるけど、トルコキキョウって言うわね」
「ハーミニーちゃんの花は、ピンク色でかわいいね」
「でも、小さくて、まだ、つぼみ!」
「あら、知らないの?あまり大きいとダメなのよ。魔法使いに、嘘は禁物ですからね」
「え?そうなの?金ボーヤに頼んで、超特大の嘘をついてもらったのに…」
「オイラのなんて、薔薇にもなってないし…」
「嘘をついてはいけませんって、魔法の書 『サークル・オブ・マジック』 に載っているわよ」
「え?そうなの?オイラ、『ハリー・ポッター全集』 は、読んだんだけど…」
「オイラは、『ぴょんぴょんうさちゃんの物語』 も、読んだんだけど…」
「まぁ、いいわ。もし、補習になるようだったら、手伝ってあげる。そのかわり、占い学の
勉強手伝ってもらえる?」
「え? 頭のいい、ハーミニーちゃんでも、苦手の教科があるの?」
「占い学なんて、水晶玉から何が見える?って、やつだろ?適当に答えとけばいいんだよ」
「何の形かよくわからないものが見えたから、月の裏側が見えますって、答えたら大騒ぎに
なっちゃって!まだ、誰も 見た人がいないんですって!何か不吉なことが起こる前兆か!
なんて、先生大パニック!」
「え!もしかして、例のあの人が復活するとか?あの、ヴォ…」
「こらッ!その名前を言うんじゃないってえの!」
「占い学の勉強、今度なんて答えたら、いいのかしら…」
「じゃ、嘘の裏の真実が見えます! とか?」
「じゃ、ドラゴンのでべそが見えます! とかは?」
「あなたたちって、ある意味、天才よね!」
まだ、全巻読み終わっていない方、ハリーポッターなんて3巻めまで読めば十分!って思ってる方、
ぜひ7巻めまで読んでみてくださいね。6巻を読むのがかなり苦痛ですけど…。
ほうきで空を飛ぶのって、サドル(または、鞍)を、つけないとバランス悪そうですよね ^^;
ほうきで空が飛べたら、どんなに便利かと
今でもよく考えますね~
『サークル・オブ・マジック』(デブラ・ドイル&ジェイムス・D・マクドナルド 著)は、実際には、
魔法の書ではなく、児童書です…。
『ハリー・ポッター』(J.K. ローリング 著)は、全集とは言わないかな? シリーズで全7巻。
”ぴょんぴょんうさちゃんの物語 ”とは、『吟遊詩人 ビードルの物語』(J.K. ローリング 著)の、
ことと思われます。魔法使いの家庭で、幼いときに必ず読み聞かせられるという童話集です。