イタリア旅行 フィレンツエ(5)
- カテゴリ:日記
- 2010/10/21 12:42:48
(つづき)
ドォーモについてお話してませんでしたね。
フィレンツエの観光の中心なんですね。先回お話に出たジョットの鐘塔とサン・ジョバンニ洗礼堂が一体を成しているのですね。
ドォーモは正式な名前は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の大聖堂)なんですね。
13世紀に着工され、完成まで600年有余の歳月を経て、今の姿になったのです。
ゴシック建築の教会としては、世界有数の大きさを誇ります。
有名な建築家のブルネッスキーが、古代ローマのパンテオン宮殿の丸天井からヒントを得て高さ35m、円径45mの巨大クーポラを作り上げました。
天上のクーポラには、ヴァザーリ等のフレスコ画「最後の審判」が描かれていて、感動です。
堂内はとてつもなく広く。芸術品が見渡すばかりにあります。
ダンテ、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、作曲家のローッシーニも埋葬されています。
ダンテはこちらで洗礼を受けたそうです。
正面のファザードはレオンバッティスタという建築家の作品で、当時のフィレンツエの大富豪貴族のジョバンニ・ディ・バルロ・ルッチェライが資金を出したのです。
アリヴェルティのデザインによる緑と白の大理石による幾何学模様は、なんとも形容しがたい魅力を発散しています。
ファサードの上部には、バルロ・ルッチェライの息子ジョバンニ・ルッチェライの寄付によるものという文字がラテン語で示されています。
ルッチェライ家の紋章「風にたなびく帆」もファサードに大理石で埋め込まれています。
さぞかし、ルッチェライ家のひとびとは、教会を見るたびに祖先の偉大さを感じたでしょう。
(つづく)
ヨーロッパって多いですよね、
日増しに海外に行きたくなってきましたー♪
♫*:..。♡*こんにちは~♫*:..。♡*
ルッチェライ家の一員に生れてみたかったです。
✿(。◕‿-。)アハ