Nicotto Town



デビアス 帝国の復活

帝国の崩壊とはいっても べつにつぶれたわけじゃない。

世界中で産出されるダイヤの原石を 一括して支配する

そのシステムが崩壊したにすぎないのです。

原石を販売するときの話を書いてありますが

デビアスが選別した業者だけに 一方的な条件で販売する

その業者のことを サイトホルダーと呼びます。

そのサイトホルダーの中には 自分自身も数社

つまり自分で自分に売っていたのです。

その数は 5社。

そのいわば子会社は 原石を研磨 そしてジュエリーに加工

小売業に進出。

デビアスという名前は 川上の人が知る名前だったのが

末端ユーザーの知る名前に変化していきました。

いずれにしても デビアスという名前は 

老舗ブランドと 同価値のネームバリューがあります。

ジュエリーの販売業に最も必要な 信頼感

いい品物を適正価格で販売している と 印象づける。

宮沢賢治の作品の中にも描写されています。

じつにそらはひとつの宝石類の集大成で
ことに今夜は古いユダヤの宝石商が
とれないふりをして隠して置いた金剛石を
みんないちどにあの水底にぶちまけたのだ
  (詩篇「北いっぱいの星ぞらに」下初稿二)

ダイヤの原石を出荷コントロールしていた状況です。

デビアスは 原石の販売で 年間 60億ドルの収入でした

フランスのLVMHと定型して小売業に参入

デビアスブランドのダイヤ その売り上げは5億ドル

今後 その数字は 原石の売り上げを 追い越していく

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2010/10/22 13:25
Noelleさん
宮沢賢治が デビアスがダイヤの原石を 出荷調整していることを
こんなきれいな言葉に代えたんです。
解説では デビアスのことを好ましく思っていなかった・・・・そこでぶちまけた
アバター
2010/10/22 11:13
>じつにそらはひとつの宝石類の集大成で
>ことに今夜は古いユダヤの宝石商が
>とれないふりをして隠して置いた金剛石を
>みんないちどにあの水底にぶちまけたのだ

うまい表現だ・・・・思わずうなってしまう




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