Nicotto Town



我が家の猫史その1


サキは、今までで一番長く私と暮らした猫です。

数年前に亡くなりました。彼女のことを紹介するには、彼女の両親からご紹介する必要があります。
と、言う訳で、我が家の猫史。
サキの父親は、ボクというオス猫です。彼は、まだ目も開ききらない時に、我が家の前の空き地に捨てられていました。ちょうどこんな季節だったと思います。
私はまだたぶん中学生ぐらいだったと思います。いつまでも鳴き声が聞こえて来て、我が家の家族全員が心配していました。家族会議で出した結論は、「こんな小さい仔はおそらく育たないだろうけど、せめて死ぬまでの間、暖かい思いをさせてあげよう。」
そんないきさつで拾われた彼は、猫用ミルクとスポイトの力を借りて、家族の期待を裏切りすくすくと育ちました。
器量も良く、体格も良いキジ白のオス猫になりました。面白い子でした。雪が降った朝、落ちてくる雪にじゃれついて跳ね回った彼の足あとがついていたり、門柱の上から散歩している犬に飛びかかったり…。数年で、近所のボス猫になりました。
あの頃は、猫の放し飼いはごく普通だったので、外で縄張りを見回っている彼をよく見かけました。オスとして忙しく飛び回っていたので、数日間帰って来ないこともしょっちゅうでした。
ある日、体の小さいキジ猫と連れ立って歩いているところを私の妹が見つけました。その猫がサキの母猫のコトラでした。
コトラは4匹の子猫を産みました。ボクはコトラや子猫たちが自分の縄張りの中にいることを認めていたようです。
でも、子猫が大人になるよりも前に、ボクはぱったり帰って来なくなりました。
ボクの最後についてはまったくわかりません。行動範囲はかなり広かったようなので、遠くで事故にでも遭ってしまったのかも知れません。
コトラについては、また、この次にでも詳しくご紹介したいと思います。
我が家で、ほとんど伝説化している猫です。

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2010/10/27 22:27
まさまささん、ありがとう。
頭のいい子でしたよお。ただ、自分が猫だという自覚があったかは疑問ですw

ぴぴこさん、ありがとう。
わかります。特に、やってあげられなかったことがあると思うと、耐えられない思いになります。

こおたさん、ありがとう。
その通りです。今も彼女がそばにいる気がするので、名前を借りました。
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2010/10/27 19:03
猫のサキがsakiさんの名前の由来なんでしょうか?
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2010/10/27 05:11
ネコって絶対最後は見せないっていいますよね・・・
実家は団地の5階なのでみ~ちゃん(実家のネコ)はどうするのかな・・・
まだ実家にいる時はみ~ちゃんが死んだら私生きていけない~><って思ってたけど・・
離れればそんなこともあったな~って思えますが・・・
動物と一緒に生活するのってそれがあるからダメなんですよね~・・・><
一緒にいればいるほど悲しみが増えるような気がして・・・
あ・・話がどんどん逸れていった・・・><
すみません><コトラさんの話楽しみにしてます^^
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2010/10/27 00:08
眉間に三日月があれば
じゃりん子ちえの小鉄ですねw



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