我が家の猫史その4
- カテゴリ:ペット/動物
- 2010/10/29 21:32:31
台風が接近中です。皆さんのところは大丈夫ですか?
大きな被害がないよう祈っています。
さて、マルとサキの姉妹は、しばらくは叔母の家族が面倒を見ていました。
野良猫を増やさないために、1歳になる前に避妊手術を受けました。そのときのトラウマなのか、サキは男の人が苦手であまり人に甘えることもありませんでした。叔母のうちでもマルの方がかわいがられていたようです。マルは、生来社交的な性格で、誰にでも甘えることができる仔でした。
数年して叔母が急逝し、叔母の娘である従姉妹はご主人の実家に越してしまったので、私が叔母の家に入居することになりました。これが、マル、サキと私が再会することになったいきさつです。
正直、二匹が私を覚えているとは思っていませんでしたが、人見知りが烈しいと言われていたサキも、ちゃんと覚えていてくれました。
私が仕事で出かけている間は外で遊び回り、帰宅する頃にちゃんと帰って来て夜は一緒に過ごす、という生活が何年か続きました。出張などで何日か留守にするときは、お隣さんにエサをお願いしました。そんなときも、マルはすぐにお隣に慣れて甘えたそうですが、サキは決して触らせなかったそうです。
一度、こんなことがありました。
休日で、家でのんびりしていると、外で「ハナちゃん、ハナちゃん」とどなたかが呼ぶ声がします。犬のお散歩かな、と思って様子を見ると、呼び声に答えて行ったのは我が家のマルでした。
マルのことをハナちゃんと呼び、時々おやつをあげていたそうです。源氏名を持っている売れっ子のマルでした。
彼女はずいぶん長生きでしたが、18歳ぐらいの頃、前足に腫瘍ができてしまいました。獣医さんからは、この歳で切断するのは80歳のおばあさんの足を切断するようなものだから、痛い思いをしないように余生を過ごさせてあげましょうと言われました。定期的に通院しながら治療を続けましたが、徐々に病気が進み、少しずつ動けなくなって行きました。それでも、おっとりとした彼女は、診察台の上で喉を鳴らしていました。人を信頼しきっていました。
最後は、とうとう歩けなくなりましたが、最後の最後まで自分でトイレに行こうとしていました。本当にけなげでした。私のひざの上で静かに眠るように息を引き取りました。
よく一緒にじゃれ合っていたマルがいなくなり、とうとうサキ一匹が私のもとに残りました。
長くなってしまいましたね。サキの話はまた明日。
あはははは。だから台風が来てるんだあ。
そやから台風??
(なんちってww)
静岡危ない
そう、マルは最後まですごく穏やかで、「魂に戻る」という感じだったと思います。
逆に、ものすごく悲しい別れも体験しました。その話もいつかそのうち。
肉体を魂の乗り物と考えている地域では
苦しみから解き放たれて魂に戻るときを笑って祝福するそうです
少し泣きました。でも、あまり悲しくありませんでした。
たくさん一緒の時間を過ごせたことと、マルがしっかり生き抜いたことで、
ご苦労様っていう気持ちになれたんだと思います。
何年か離れていたので覚えているとは思いませんでした。別れたときはまだ子猫に近かったし。
マルは、もしかすると他にも昼間用のお家があったかも(笑)
亡くなってからも、ハナちゃんをこの頃見かけないけど…と訊ねられました。
台風はまだ影響ないみたいです。ちょうど週末で、影響があるのは私のレッスンだけかも…。
動物は愛情持って育てた飼い主のことをちゃんと覚えているんですよね。
台風の影響はどうですか?
昨日はお仕事も休みになり、午後から帰宅★
今日はお仕事もちょっと疲れました(汗)
良い週末を★