我が家の猫史その5
- カテゴリ:ペット/動物
- 2010/10/30 18:47:40
台風は、私のところではあまり大きな被害もなく済んでいます。
私のレッスンがキャンセルになったことと、競馬の東京開催がなかったことぐらいで済んで良かったです。競馬の方は、予想が外れてしまいました。明日の天皇賞に期待します。
サキの話です。
マルが亡くなった頃から、サキにも定期的に健康診断を受けさせるようにしていました。牙が一本折れてしまったぐらいで、病気らしい病気もなく、しばらくは元気に過ごしていました。雪の日に、何かを狙う仕草を見せるので庭に出してやったところ、雀を捕らえて来たことがあります。コトラから学んだ野生の生き方もちゃんと身につけていました。
そんなある日、お隣の屋根に登ったはいいものの降りることができなくなり、大騒ぎになったことがあります。歳をとって来たんだなあ、と感じました。
家で過ごすことが多くなったある日に、突然けいれん発作のような状態になりました。ほんの1,2分だったと思います。
病院で見てもらうと、おそらく腫瘍が脳にできているのではないか、とのことでした。詳しい検査は大学病院(動物病院でもそんなのあるんだ、とびっくり)にでも行かないと無理だがどうしますか? と訊かれました。サキにかかるストレスの方が心配でした。先生と相談し、できるだけ穏やかに、苦しまないような治療を、とお願いしました。
抗てんかん薬を処方して頂き、一ヶ月に2回程度通院する日が続きました。薬は、チーズにくるんで飲ませました。それでも発作は時々ありましたので、猫のベッドは私のベッドのすぐそばに置きました。
こちらの心配をよそに、彼女はとても穏やかに過ごしました。人嫌いの性格もだんだん直ったようで、お隣のおじさんにも近づけるようになっていました。
ずいぶん長い間、そんな生活が続いていましたが、彼女はとてもがんばりました。食欲が落ちるとずいぶん体力も落ちて、いよいよだめかなあ、と思うことが何度かありましたが、その度に持ち直しました。
食欲が落ちて心配していたお正月に大きな発作があり、発作のあと息を引き取りました。最後は、体重も 2kgをきるほどにやせていました。動物病院も休業日でしたので、後日、亡くなったという連絡をさせて頂きました。
やっと楽になったんだなあ、ご苦労様、と思いました。
子猫のときから、なぜかサキは私に一番なついてくれていて、なんだか魂のつながりのようなものを感じていた猫でした。後日、お隣の奥様から、サキに励まされたという話を伺いました。お年寄りの介護で疲れきっていたとき、めったに家に上がることのないサキが、座敷に来て顔をじっと見つめて行ったというのです。人の心を感じることのできる猫だったのかも知れません。最後も、私が悲しまないで済むように私のそばであんなにがんばってくれたのかもしれませんね。
今日も長くなってしまいました。最後まで読んで頂いてありがとうございました。
私も会いたいです。
感じさせてくれたサキに感謝です。
ちょっと長くなっちゃいました。まとめるのが下手ですんません(笑)
ぴぴこさん、ありがとう。
人間同士じゃなくても、魂がふれあうことってあるんですね。
サキがどう思っていたかはともかく、私はすごくいい時間をもらいました。
獲物をもってきたらほめてあげなさい…祖母の言葉です。
コトラが子猫に生き餌を運んでるのを見て、ばあちゃんは偉い! と思いましたよw
サキもsakiさんと暮らせて、幸せだったでしょう^^
僕も昔、猫を飼っていたのですが、ある日、学校から帰ってみると、黒いベルトが落ちていました
誰のかなぁ?なんて言いながら良く見ると、それはヘビでした^^;
そうです、飼い猫が狩って来たのです!
sakiさんのブログを見て、今、思い出しました^^