ハケンの功罪/世代と言ってもゆるせぬ事もある。
- カテゴリ:仕事
- 2010/11/01 23:03:21
前にも、ちょっと言ったかな…
私は中小企業の工場で生産ラインの監督業務を行っております。
生産ラインの班長などそれだけやってりゃそれこそ楽な仕事は無いですが、
中小企業なもんで、顧客対応から、設備の補修、改善、挙句は人事の管理まで…
それこそ、ケースバイケースでこなさなければなりません。
製造のお仕事ですから、短期雇用労働者、いわゆる“ハケン”を雇うことが
かなり多いです。これは、コイズミ政権からずっと続いております。
こんな、ハケンさんですが、やはり使いやすい人、使いにくい人がいます。
その大きな違いは、私の経験上”正規雇用を受けたことがあるか否か”
がやはり一番のようです。
これがどんなに違うのか?
個人の仕事における責任の感じ方がまったくと言っていいほど違います。
正規雇用を受けた人は、技術が足りなくても、ライン・機械を任された責任を感じて、
努力でカバーしようとします。
反対にバイトやハケンでしか、雇用を受けて無い人は、自分が失敗しても、
「〇〇さんの指示でこうなった」、とか「この機械のこの部分がこうだから駄目だ」
とか、自分の非をまったく認めないどころが、噛みついてきます。
この違いは一体なんなんでしょう?
思うに「責任」を負うことが、嫌なんだと感じます。
責任という重くてメンドクサイ物をできるだけ背負わずに、給料だけもらって
生きていこうというのが見てとれます。
そういうことを言うやつに限って、会社で「仲良し」グループを作って必ず
「群れ」で行動します。
群れの中では限り無く良い人です。群れの仲では責任が分散し、結局何が
悪いのかうやむやになるのを本能的に知ってます。
でも、実際は、大人の社会は「責任」をちょっとずつ背負って、成り立っているもの。
有名大学を出てもそれを学べないまま、来ちゃった子までいます。
これを「コイズミ」の負の遺産だ!とか、そんな臆病な世代なんだ!
とか言うつもりはないですが、派遣法も向こう3年をめどに終わるのに、
そんなんでどうやって生きてくの?
と不思議になるのでした。
確かに、相手にも歩み寄っていただかないと
前進は難しそうですね。
しかしながら、労働力の確保ということでは
乗り越えなければならない壁もありそうですし。
それなりに就労時間を過ごせば収入があって、
なんとか生活できてしまう。
それで良しと考えられるならば、それ以上を要求しても
返ってくるものは少ないですもんね。
いろいろ書いてしまってすみません。
私にもわかりません、が少なくとも前向きのに取り組んでくれなければ、
それは、分ることができないのも事実です。
注意したら、その週は来ないとかでは、分かる以前の問題ですね。
そんな人が本当に自分の好きな職業に就ければ変わるのか?
…私は変わりっこないと思います。
きっと、外目から見た感じと中身のギャップに戸惑い、今までと同じように
中途半端なことをし続けるんじゃあないかなぁ。
でも、逆に責任のある喜びを見つけられればどんな仕事も続けられるんでは?
ご指摘のよう、彼らを見ると思います。
それは、教えられるモノではなく自分でしか見つけられません。
こちらはチャンスをできるだけ与えることしかできないんです。
たとえが変かもしれませんが、「虎穴に入らずば虎児を得ず」ですか。
こちらの出した仕事、チャンスをよく理解できないと、同じことを続けそうです。
製造業の悪いところは、お客さんの顔を見ないことです。
私もお客さんの顔を見る立場になって、ようやく分かったかもしれませんが…。
派遣社員も正規社員もいろいろいるってことですね。
私は工場のラインに入っていた事もありますし、
本社で全世界機能なんてもてはやされながら
PCに向かってあれこれ指示していたり
今回のように販売店に出向なんていう事まで
任命され、幸か不幸か転職せずにいろいろスキルを
積ませて頂いていると考える事にしております。
会社都合であちこちとばされて、なんて考えたら
病んでしまいそうですし。
で、思うことは仕事に意味が持てないと、正規だろうが派遣だろうが意欲が低く、責任なんて感じられないのでは、
ということです。
工場のラインに従事していたころは、目の前の業務を
こなす事しかいつの間にか見えなくなって、
特別責任なんて感じられなかったですよ。
やりがいや意味なんて見いだせなかった。
当時の自分に問うことはできませんが、
目の前で関わったものが、どのようにお客様に届いて
例えば、喜んでもらえてるとか、こんな問題でじつは困ってるとか
そんな声や意味が実際には分かっていなかった。
自分の役割、役立っているということが認知できていんかったですよ。
通勤途中で時間きれなんですが、意欲が持てる持たせて
あげれたら少しは改善しないかなぁ。
長文でごめんなさい。
受け入れる気負が無いとやはりお金は発生しません。
中小企業ですから、尚の事、請け負った時点では
ラインは完ぺきにはなっていないし、問題を見つけては
精度を上げる作業の繰り返しです。
分ってる人は、こちらをフォローし助言をもらえるので
精度は上がっていきます。
もちろん、それを見つけて仕上げていくのがこちらの
仕事ですが、そういった協力が無いと、完成には
程遠くなっていきます。
なんとなく、8時間居りゃ、いいや…ってなってしまうとね。
そういう生き方は、その場は楽かもしれないですが、
仕事を任せられないなという評価になればやめて頂くしか
無いと…
会社にも、その子たちにも無駄な時間じゃないかな…と思いますね。
ある程度のスキル、そして責任、ステップアップを目指してる人が居る職場は
教わることもありますし、働いていても楽しかったです。
が、そうでないところは……。
もちろん、派遣会社も、そう言う人には、そう言う扱いをするんですが。
(なので、きちんとした人は、そこからは抜けていきます。目の当たりにしました(^_^;
ずっと派遣・アルバイトの人はそれなりの責任感しかないのでしょうね。
派遣の経験しかないから責任感がないのか、
責任感がないから派遣のままなのか。
なんだか、鶏が先か卵が先かと同じような気もします。
あの中では、「ハケンの責任」が明確であったからです。
こんな考え方ができるんだ!と感動しましたっが!実際は…
推して知るべしですね…。
私は今のお仕事だけしかしたことがないので あれを見ていて
「いろんな職場を歩いて、いろんなスキルを磨いていくってカッコイイ!」って思いましたが
なるほど「責任」という観点から見ると また違うのですね
長く続けることで身につくものなのかもしれません><
>群れの中では限り無く良い人
・・・こういう関係はよくありますよね。読んでいてちょっと反省しました><
言われた事以外の仕事に、まったく目を向けようとしないママさんと、
(「だって言われてないから」とか「私は知らない」はこのたび百万回聞きました!(;-_-) =3 フゥ)
自分の仕事が終ったら、忙しい場所に声をかけて、率先して仕事をするママさん、
一歩進んで、全体の肯定を俯瞰的に見て、残りの仕事を洗い出し、人を配置する事ができるママさん、
いろんなママさんがいるな~と思いました。
きっとどれだけ職場でもまれてきたのか、また、何の責任もない仕事しかしてなかったのか、が
本当によく分かりました( ̄▽ ̄;)
バザーの準備でさえ、うんざりだったのに、それが仕事ともなると・・・焦燥感が伝わってきます~(>_<)
うちは、派遣は取らないのですが、アルバイトを取ります。
アルバイトで成績が良いと、契約社員、正社員とステップアップできるのですが、アルバイトから契約社員にな朗としない人が、かなりいます。
理由は、責任を持たされたくないから,正社員は大変そうだから,言われた事をやってればラクダから、等々。
アルバイトでは、将来不安でないのかな?
と思ったりします。
どこにも、同じような輩がいるのですね。