Nicotto Town


ねこだから。


ペットとの思い出


グルメなステファンのために猫缶ゲットだぜ。


今週のブログテーマです。
ペットとの思い出、ですね。

私が飼っていたのは猫です。
赤トラの。どこにでもいそうな猫。

がしかし。
こやつ、気味が悪いくらいに頭のいい猫でした。
家族からも「ちょっと化け猫じみてる」とか
「ぜったいネコマタ!」とか言われてました。

もう虹の橋を渡っていってしまって10年ほどたちます。
彼のことを思い出そうとするとき、どうしても泣いてしまうことが
ふたつあります。

ひとつめはまだ彼が子猫だったころ。
私はその頃、学校に通ってましたが、とにかく後追いするんです。
出かけようとすると必死に鳴いて追いかけてくるんです。
好物のかつおぶしをあげてその隙に出かけていたら
あんなに好きだったかつおぶしをさっぱり食べなくなりました。
仕方なく全速力で振り切って出かけていましたが、
私を追いかけ走り、力を振り絞って鳴き続ける彼の鳴き声が
いまだに耳から離れません。

もっとも大人になったら「行ってくるよ」と言っても
ちろり、と見られるだけになりましたが。

もうひとつは彼が亡くなる朝のことです。
腎炎でいよいよ歩く力もなくなるその日まで、
彼はきっちりと自分の日課をこなしていました。
朝起きたら家族全員と挨拶をかわし、朝食を済ませ、
その後庭をひとまわり点検してくる。
しかし亡くなる日はもう立ち上がることができませんでした。
それでもなんとか動こうとしているのを見た父は
彼が庭の見回りをしたいんだと察して、彼を抱いて
庭を一周してきました。
その後彼は落ち着いて横になり、私と今の相方が見守るなか
息を引き取りました。

気高くて立派な死に方だったね、と相方が言ったのを覚えています。

彼との思い出話はまたいつか。



さてしかし。
ステファンさまは猫缶なんぞ召し上がらない気が。

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2010/11/04 00:02
おのさま

ちょっと毛がボサボサの、見た目べつに可愛くもない赤虎でしたが
私にとっては特別な存在でした。
もし私が死んで彼に再会できるのなら、
死ぬのも悪くないなーとか考えます。
また会いたいなー。
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2010/11/04 00:00
sasaさま

うん。動物は命が尽きるその時まで、自分らしく生き抜こうとするから。
見習いたいなと思います。
お別れはつらいけれど、それを含めての生命だから、ね。
死んでも誰かの心の中で行き続ける限りその魂はなくならないって。
たしか神道ではそういう考え方します。
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2010/11/03 23:04
ペットの話は悲しいことも思い出しますね。
2つの話だけでもまゆねこさんにも家族にも、すごく大切にされていたのだなぁと思います。
最後まで仕事をやり遂げたのできっと幸せだったでしょう
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2010/11/03 10:24
・・・・。
気高く立派な死に方・・・。
大好きなひとに見守られながら天国へ行けたね。
我が家のウサギも一般的な寿命を2年も越えてる。
この前、倒れて、投薬&給餌を続けた結果
後遺症を残しつつも自ら食事はとれます。
生きようとする強さを私達に教えてくれてます。
きっと一緒に過ごせる時間はそれほど長くないと感じてますが
今を大切に生きていきたいと思います。
それが9年間ずっと私の傍にいてくれた
私の息子でもあり友達でもある彼への感謝の気持ちです。
お別れの日がくること・・・避けられない事ではあるけれど
受け入れがたいです。。。



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