ルネ・ラリック美術館報告!
- カテゴリ:日記
- 2010/11/04 17:18:21
3日目は、バスで2つ目のルネ・ラリック美術館へ・・・
2つ目だから歩くか??とも思ったけど、止めて良かった。。。。
ココは山だった・・・ものすごいアップダウンがあり、とても行き着かなかったわ^^;
アールヌーボー〜アールデコ時代をわたって活躍した、ある意味とっても幸せな作家さん。私が学生の頃ハマっていたアールヌーボー(とくにミュシャですが)、さらに香水ビンにもハマっていたので、ラリックは好きな作家さんです。有名な作品は庭園美術館の玄関扉ガラスレリーフ、オリエント急行の室内装飾、シボレーやロールス・ ロイスなどのカーマスコット、そして香水ビンでしょうか。
入るとフォードクラシックカーがまずは目を魅きます!!うひゃ〜ピカピカーーー!!メンテナンスバッチリーーーー!!ルパンが乗ってそうだし〜〜!!どんな乗り心地なんだろうかと妄想しつつ・・・(ソコ観る所じゃないしwww)髪をなびかせる女神のカーマスコットを拝見。
美術館内へ・・・
美術館自体が天井も高く、美しく、すばらしい〜〜〜〜T_T
宝飾品や香水ビン、ガラスレリーフ、のみならず
家具やシャンデリア、果ては噴水まで〜〜〜〜〜!!@@
なんでも作ってしまうんですね!!
舞台美術もやっていたので、色んな事やりたかった人なんでしょうね。。。www
(サラ・ベルナールの舞台もやっていたから、ポスターをやっていたミュシャとも面識あったんじゃないかしらねぇ〜〜〜。。。華やかな時代だ!!)
ただ、後半はアクセサリーがハデ過ぎて人気が落ちたと聞いています。
確かに、まるで絵画に近いほど題材の重い、ハッキリしたアクセサリーが・・・
これを付けるには相当の個性が無いと難しいかも???
あと・・・・転んだらキケン!!www
家具を見ていた母上は『デザインもすごいけど、このガラスを立付ける建具屋さんの方が大変かも・・・』と一言・・・確かに。^^;
この頃は、日本が初めて参加したパリ万博が開催された時代!!
なので、ゴッホやガレと共にラリックもかなり影響受けた様子。
日本情緒なデザインも多いです。
一番??だったのが、蓮の花のシャンデリアの付け根に天使が飛んでおり・・・・何教??的な不思議な雰囲気。。。w
中庭は、やはりその頃流行った睡蓮のある風景・・・モネの絵みたいでしたヨ^^
全体的には、やはり香水ビンが(色々制約もあるので)シンプルで良いなぁ。
そしてウチにある “昔、下北沢の古物屋で買った香水ビン” が、
ラリックそっくりでしかも新品ぽくて・・・なんでこんな所に偽物が??と思ってたのですが・・・この美術館でお土産品として売っていましたwww 解明w
十分堪能した後、下山し
(ただし今年は紅葉が遅いらしく、まだ緑の多い風景でしたねぇ・・・寒さだけは冬www)
箱根湯本に着き、わりと美味しいそば屋さんで休憩〜〜〜〜。
干物を買い込みw ロマンスカーで帰って来ました。。。
という感じで、温泉旅行記おわりま〜〜す (*- -)(*_ _)ペコリ
そうそう、まだ余裕があった頃(爆!)香水コレクションしてたんですが
今見ると中身の液体が、琥珀色に(*TДT*。)・・・・
ブランンデーじゃないから熟成したワケじゃないもんね ><;
コレ使えるのかしら・・・・キケン物かしら・・・
しかし、現代のはフタがプラスチックだったりして
発色が悪くなりイマイチに。。。
ガラスは変わらず美しいですのにぃ〜〜〜><;
ももさん>有本さんの画集持ってます^^ステキですよね〜!!花の舞う螺旋階段!!。(*゚ェ゚*)。
あのモヤ〜〜とした表情もなんかイイんですよw(あ 褒めてるんですw)
庭園美術館へ行くとテラスでチェスやりたくなります!w
“グランドツアー”ですかーーそれも観たいですねぇ♥♥
良いかもですよーーー^^ 私も行って来ようかな^^b
カルナしゃん>山の上だからでしょうか、みんなとても凝っていて、
1日ゆっくりするのも良いくらい。
お庭も充実しているし、
ちょっと都内では見られない優雅な美術館が多いですねぇ。
よくぞ、こんなにお金をかけました!!@@って感じよ〜〜ん。www
建築物が好きなせいか特にアールデコ! 庭園美術館はたまらんですよ♡(*´д`*)
実は夏の有元利夫展に行きたかったけど暑さで断念しました…
あびにゃんこさんが仰っている「グランドツアー」は行きたいものですw
サントリー美術館のガレ コレクションも素敵でした♪
六本木に移ってからは行ったことがありませんけど :(^^ゞ
と・・・近場で秋を満喫すべく密かに計画を練っていた私ですが・・・・。
庭園美術館の今の催しは「香水ビン」。
そりゃ私は一時期コレクションしてたくらいだし大好きだけど!
たぶん彼は興味のキの字もなさそうなので・・・・
来月催される、旧皇族邸としての庭園美術館そのものを堪能する催しの時に行くことにします。
unyoさん、今の催し香水ビンですよ!
いつかゆったりと時間をとって、行ってみたいものです^^b
ガラス工芸を得意とする人なのね。
お話を読んでいると、だんだんと本物を見たくなりましたよ~。
魅力的なんだろうなぁ・・・・。
香水ビンなんて、こじゃれたデザインのものが元々多いから、
ラリックのような巨匠が作ったなら、もっと良いだろうなぁ~、ああ、行って見たいな。