同期が残していったどうしようもない遺産を紹介します

タイトル、ユーザーの皆様に
　この度は弊社のパソコン「ハイパードリームクリエイト.モデル３」をお買い上げ頂き、ありがとうございます。
このパソコンは弊社が少し自信を持ってお薦めできる、やや高性能の次世代型パソコンです。
内蔵されているコンピューターは、時代の最先端をゆく「田中健三システム」を採用しており、超高速、超精密な演算が可能だったりそうじゃなかったりします。
「田中健三システム」は、無職という極めて苦難の道をあえて選択した弊社の社員の子息が開発したシステムです。
複雑化する情報社会や、ますます難化していくスーパーマリオブラザーズの八面にも対応するためには、もはや必須のシステムとなっています。
また、当パソコンは世界一の軽量化を図り、キーボードやディスプレイなどの無駄な物を省いた結果、世界一の称号を獲ることができました。（世界一使いづらいパソコン）
キーボードがないため、文字の入力は音声認識システムで行います。入力の際は、パソコンに向かって大きな声で、入力したい文字を読み上げて下さい。
二分の一程度の確率で文字を認識します。認識しないときは、「田中健三システム」が作動し、自動的に「茶碗蒸し」と入力します。
また、ディスプレイもないため、正直な話、何が入力されているかなどがわかりませんし、もちろん何が表示されているかもわからないので、ある意味で次世代機として受け止めて
下さい。

これを書いた彼は今、学年１位です……
なんなんだかなぁ……