Nicotto Town


夢と空と雲


綺麗な黒は私の夢 3

「ねぇ、保住君になにしたの?」

「わっ、私何もしてないよおぉ…」

「可愛い子ブルの好きねぇ…」

「可愛い子ブってないよおぉ」

どうして…どうして…私は皆と遊びたいのに…どうして、私を嫌うのぉ…?

自分のこと可愛い何て思わないのに…どうしてなの…?

バシッ!!

「何すんのよ!!って、あなたは誰…?せんせーい!!」

「誰だか知らないが、コイツ泣いてんだろ?
 俺は今お前を叩いた。しかし、コイツはもっと痛い目に長い時間あってるんだ。
 それでも助けを求めない。コイツはすっごい強いヤツなんだ!!そいつを馬鹿にするなんて、
 お前の方が馬鹿だよ!!!」

「なっ、先生!!たすけてぇ~!!!」

「な~んだ。お前は気の弱い女演じてんのか?皆に可愛がられたいのか?
 なら、お前の方が可愛い子ブってるよ!!」

「あなたという人は…このあたしを怒らさせたね!!!」

「まずい!!おいお前、逃げるぞ!!!」

私!!

――――――――――――――――――――――――――

必死で走った…そうすると、すぐあの女の子が疲れて地面に倒れた…

「やった、俺たちの勝ち!!」

「ほっ…ホエェ…」

疲れた…私も座ろ…

それからしばらくして…

「ホラ」

手を伸ばしてくれた…

「ありがとう…」

「ヒヒッ、どういたしまして。」

「そうそう、私の名前、明日香っていうの。あなたは?」

「あぁ、俺?俺は_「帰るよ!!明日香!!」

「あっ、お母さん!!!」

「ゴメン、名前もう1回言って―くれる…」

その時にはもうアノ子の姿は無かった…

それから、明日から春休み。そう、長野引っ越すのだ。だからアノ子の名前は聞けなかった…

一体誰なのだろう…ずっと分からなかった…ずっと気になった…ずっと心配だった…ずっとずっと…


「…きな…明日…香!!起きな!!明日香!!!」

「へっ?遅刻!!!遅刻だぁぁぁぁぁぁ!!!」

「何寝ぼけてんの?今日から夏休みでしょ?」

「そうだった!!」


―第3話―


―夏休み―


ボケてしまった!!!

えっ?あれから進展あったか?メアドゲットです。仲良くメールしてる…うん。

楽しいね…恋って…♪

≪タンタン ター♪タンタン ター♪≫

あっ、私の携帯がなる…曲的にメールだね。

パカッ

携帯を開く、メールの相手は零だった。

うっ…期待した自分が馬鹿だった…

えっと内容は…

―よー明日香!
  
 あたしの予想!!あんたは今日、学校があると勘違いした!!
 
 そう?合ってる??合ってたら、何か奢って!!(≧∀≦)

 まあ、それはさて置き…本題本題…

 今度さ、神社でお祭りあんじゃん?一緒に行かない??

 あたしも今日知ってさ~一緒に行こ!!

 日にちは…7月30日ぽい!―

とのものだった。へぇ、お祭りあるんだ~…

本当は厚樹君誘いたかったけど、私にはそんな勇気はない…

ある勇気といえば_______

あああああああああああああああ、昔のことは考えない…考えない…

ベットの上で足をバタつかせる…

お母さんからの視線…怖いです怖いです…

あっ、布団干すのね…退くから…退くからその視線やめて!!!


―――――――――――――――――――――――――――

今度は場所を移し、和室です。

用は、浴衣探し…

うー…見付からん…その時だった…

「あった!!!」

黒ベースの綺麗な蝶柄だ!!

どうしてこんな物が…

「あんたのヤツだよ。それ」

ビクッ!!!

お母さんが行き成り言い出した…

行き成り出てこないで…

「元々はお祖母ちゃんのだったけど、お祖母ちゃんも着ずに死んだ。
 そして、お母さんは着れる間に着なかったら、着れなくなった。
 身長的な意味でだよ。」

へぇ…そうなんだ…

だからこの浴衣が入っていた箱、スッゴイホコリ被ってたんだ

「今度の盆踊りに着て行くでしょ?」

「うん…」

「分かった、それそこに置いといて。当日着付けるよ。」

「ありがとう!!」

「フッ…」

いつも怒ってばかりのお母さん…

久しぶりに笑ったね…

あああ、盆踊り楽しみ♪


―第3話―

―夏休み―END

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2010/11/07 15:39
一揆読み中(o´ω`o)



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