Nicotto Town


銀色羽毛のblog


温かい物が美味しい季節ですね

今回のカテゴリは「グルメ」
「食欲の秋に食べたいもの」についてブログを書こう!

…とのことですので。


「味覚の秋」ではなくて「食欲の秋」なのですねぇ。
うーん。

「味覚」の方でしたら、1ヶ月前ほどから、わたしの居所では、温州(うんしゅう)蜜柑の極早生(ごくわせ)が出回り始めまして、そして早生、中生、普通温州の本格的シーズンの到来となって、温州の終わる頃には伊予柑、デコポン、タンゴール、ネーブル、(他にも色々在りますが、貧乏人には手が出ません)、しばらく端境期がありまして、八朔…と蜜柑シーズンが移り変わってゆくのですが。普通温州や伊予柑は、箱買いです。

その昔々、20年前のこと、大学進学で他県(実は、自分の出生県なのですが)に移ったとき。我が家は貧乏ですので、学生寮に1年入っておりました。寮という処は、多彩な出身地の(貧乏な)者が集まりますが、(その寮の方針で、)大学の地元の者は居ないものです。
ある寮生ちゃんが「オレンジを買った」と言うのです。
「何オレンジ?」わたしは当然のように訊ねました。
「……だから、オレンジ」怪訝そうに彼女は答えました。
うーん、他県の方には、蜜柑やオレンジには、品種は存在しませんか。
わたしだって、林檎や梨や葡萄や桃の品種までは言えません。おあいこ、ですね。


「食欲」の方でしたら。
わたくし、学生時代は自炊するとことごとく「人様にはとてもじゃないけど食べていただけない」代物が出来上がるので、自ら食欲減退。ガリガリに痩せていたのですね。(実家に戻って、毎日母の手料理に舌鼓を打てる現在は、すっかり中年太りです。ご安心(?)下さいませ。)
別に、食い意地が張っていないわけではなく、サークルのコンパのときは「元を取る!」を合言葉に、(やはり貧乏な、下宿生のサークル員と共に)がつがつとかっ喰らってましたっけ。

秋に食べたいもの…やはり、蜜柑? 冬になる前に出回る、すぐに破けそうなほど薄い皮の早生蜜柑を頂くのは、贅沢というものです。
「食欲」!というよりは、甘味・酸味・ビタミン・水分補給の感は否めませんが。
玉蜀黍は好きですが、あれは、夏の物ですものね。

あ、(適度に冷めた)コーンスープ。これなら「秋の味覚」と呼んでもいいでしょうか。
ボルシチもいいなぁ。テーブルビート(甜菜(ビーツ、砂糖大根とも)とは違う品種だそうで)の赤さと、サワークリームの爽やかな酸味と。実家に戻って以来(近所にロシア料理店が在りませんので)口にしていませんが。

温かい物が頂きたいものの、わたしは極度の猫舌で。
小腹がすいたからとカップ麺を作ったら、出来上がった途端に氷を投入するくらい、猫舌です。
紅茶にミルクを入れるのは、熱さをうめる為。ミルクティーが推奨されないブレンドでは、アイスティーにして頂きます。
母は、きちんと、わたしのお吸い物、シチューなどは早めによそって冷ましておいてくれるか、作り置きなら再加熱する前によそってくれます。
舌を火傷しながらも熱々を頂ける方々。憧れです。





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