バランス
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/11/14 01:50:14
小さな花が咲いていた
その花は
やがて枯れて
土に還る
誰にも気付かれず
誰かに褒めてもらえることもなく
誰かに愛されることもなく
(ただそれに気が付いていないだけかもしれない)
花は命を終える
花はそれを受け入れる
ただ咲いて枯れる
けれども
花が咲いて
枯れていく
そのことで
なにかの変化は
起こっている
とてもとてもとても
小さな変化かもしれない
山は色づき
木々はやがて葉を落とし
少しずつ
おもむきが変わる
毎年同じにみえるが
年を経るごとに
少しずつ変化している世界
ずっと同じものなんて
なにひとつないのかな
生きた証
生きる証
(もしそれを欲するならば)
その証は
なにかの記録でもなく
誰かの記憶でもなく
生きている
生きていた
その事実が
証
どこかに刻まれている
引き継がれている
すべてが重なり合って存在している
この小さな存在の集まりが世界です
大きい 小さいは関係ない
大きいからって偉いわけでもない
小さいからってすごいわけではない
なにかが優れているわけでもない
劣っているわけでもない
これでバランスが保たれているんです
人を傷つけることは
自分を傷つけること
世界はバランスを保ちつつ
変化している
ひとが幸せと呼んでいる方向へ
(少なくとも私はそのように期待している)
深く呼吸をして
はっきりした意識で
世界を観察すれば
そこにあなたがみえるはず
心の中はのぞきすぎないように
・・・ご注意を
たまにはいいけどね




























とらわれすぎないように
今をしっかりみすえていられるように
どこへ行った あの花は
どこへ行った 娘たちが摘んだ
いつになったら わかるのだろう
どこへ行った あの娘たち
どこへ行った 娘たち
どこへ行った 若者たちのもとへ
いつになったら わかるのだろう
どこへ行った 若者たちは
どこへ行った あの若者
どこへ行った 戦争に行った
いつになったら わかるのだろう
どこへ行った あの兵士たち
どこへ行った 兵士たち
どこへ行った あの墓の下に
いつになったら わかるのだろう
どこへ行った 兵士たちの墓は
どこへ行った あの墓は
どこへ行った 野辺の花になった
いつになったら わかるのだろう
どこへ行った 野に咲く花は
どこへ行った あの花は
どこへ行った 娘たちが摘んだ
いつになったら わかるのだろう
「花はどこへいった」検索してみました
子供のはついつい覗いちゃうけど^^;
たまには深淵を眺める必要もあるのかとも思いますが。
見える形で生きた証が欲しいと欲するのは人の欲なのかもしれません。
けれども仰るとおり生きていた証は何らかの形で残り、世界は少しずつ姿を変えていくものだと思います。