特撮【仮面ライダーOOO】ドラマ【Q10】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/11/14 14:57:54
仮面ライダーOOO
テレビ朝日 日曜朝8時~
【あらすじ】爆発現場に現れた人形を腕に乗せた謎の男は、鴻上生体研究所の所長・真木だった。折りしも研究所開設10周年ということで、鴻上から記念のケーキとメッセージが届くが、真木は「始まりに意味はない」と意味深な言葉を発する。そして研究所の所員・只野が今回メズールにヤミーを植えつけられた当人で、彼は研究所内で密かに爆弾を開発、実験をしていたが、それは真木によって監視されていた。一方映司のところにタカカンがやってくる。映司は真木をタカカンに追わせていたのだ。ラトラーターに変身した衝撃がまだ残る体を引きずり、映司はタカカンの後を追う。【感想】やっぱり怪しすぎる男・真木w でもこの人弱いですよね。人形を奪ってツンツンすればすぐに苦しみ出しそうです。でもこの人の怖さは肉体的なところではなく(人形持ってるのは充分怖いですが)、天才的知能を持ちながらも、鴻上の指示に忠実に従っているわけではなく、彼なりの美学みたいなもので動いているところです。今のところわかっているのは、彼が重要視しているのが「終わり」であること。それが人間にとってどんな意味を持つのか、メダルシステムを使って何をやりたいのかが、今後ポイントになってくると思います。正義感を持つ後藤といい、何を考えているのかわからない真木といい、鴻上ファウンデーションもどうやら一枚岩とは言いがたいことがわかってきましたね。今回あまり出番のなかったグリードも一枚岩ではなく、こうなってくると裏切りや共謀なんかが出てきてややこしくなるんですよねぇw そういえばメダルシステムの開発を進めると人間でもメダルを使えるようになるという話は、セカンドライダーへの布石でしょうかね。その話を興味津々で聞いていた後藤がやはりセカンドライダーになるのでしょうか。個人的には超人的力を持つ比奈がライダーになれば、すんごい強いライダーになれると思うんですが、まぁないですよねw 今回トラカンとトライドベンダーというのが初登場しました。トラカンがでっかくなっちゃってたので、そろそろカンドロイドにも無理が出てきたなぁと思うのですが、今までのバイクと違って4輪車みたいなトライドベンダーはかっこよかったですね。これに乗ってるとコンボの時の不必要な力が吸収されるという話でしたが、乗ってないとだめなんかいな。結構面倒ですね。あと今回アンクがかなり長い間泉刑事から離れてましたが、刑事さん大丈夫なんでしょうかね…。コンボに変身しようと映司がアンクをゆすってましたが、あれは酷いw メダル吐き出したら「じゃま」とか言って弾き飛ばしてたしw アンクの扱いがどんどん酷くなってくるなぁ。まぁあの手だけの状態じゃ赤子同然だからなぁ。比奈にも負けるんだから仕方ないか…。
Q10
日テレ 土曜夜9時~
【あらすじ】キュートの腕にナイフが刺さるところを見ていた中尾が、平太からキュートを貰い受けたいと言い出す。断ればキュートがロボットであることをバラすと言うのだ。平太はとりあえず自分のものではないからとごまかし、校長や粟子教授、担任の小川に相談するが、彼らはバラされるのなら言うことをきくしかないとあきらめムード。キュートをロボットと割り切れない平太は強い抵抗を感じるが、周囲の意見に流されてつい中尾にやると言ってしまう。【感想】相変わらず環境ビデオです。しかも最近は純文学のニオイすらしてきました。感受性はすっごく豊かだけど人生経験が致命的に少ない学生が書いた芥川賞受賞作みたいな感じ。もうこの感じにかなり慣れたから全然いいんだけど、慣れたからこそ逆に、ロボットを女子高生として高校に通わせている設定とか、ロボットであることを隠し通す必要があまり感じられないところとかが不自然に感じられてしまいますね。それとやっぱりキュートがロボットなのにロボットだと思えず惹かれて行くという設定は、多少キモいです。確かギリシア神話のピュグマリオーンが、自分が彫った彫刻に恋をする彫刻家の話なんで、昔っからあることなんでしょうけどね。最近では2次元のキャラに恋する人も珍しくないし、架空のキャラへの恋心は市民権を得たような勢いですが、私もアニメやマンガのキャラに憧れたことはあるけど恋にまで到ったことはないし、やっぱりそういう架空のキャラへの恋心って、どうしてもキモいって思えてしまいます。やはり作り物であることがわかっているものを恋愛対象とすることや、外側の形だけ恋愛対象なのに好きになってしまうことへの拒否感とでも言いましょうかね。純粋じゃない気がするんですよね。しかしこのドラマ、どこに落とす気だろう…。どうやらあのヒッキー女が何か知ってるようですが。