****警告****

今回は虫ホラーの話なので、弱い方は読まないでくださいw

**詳細かつ写実的に書いております(ﾆﾔﾘ)**

貧血を起こしても、責任取れませんよｗ

　　　　　******それでも読むんですね？*******

私がまだ学生だったころ。
実家はけっして広くありませんが、庭付き戸建です。その当時、芝を張った家側エリア以外は、母が適当に植えた、山吹やらキンモクセイ、ネムノキやら剪定していないツルバラ2種など、和洋何のテーマもない、カオスな庭だったのです。
隣家との境に近い場所に、物干しが設置されていました。

夏休みのこと。
さわやかな気持ちのいい晴天。夏らしい空が広がり、気持ちのいい朝風に吹かれながら、ネコの額庭をぶらぶらしていました。
物干し台の方に歩いて行き、中心が白で、ピンクのポンポンのようなネムの花を見上げたときです。
朝露の芝にサンダルが滑り、体勢を崩しました。
よろけた拍子にとっさにネムの幹につかまりました。

予想していたごつごつした樹皮の感触はなく、なぜかひんやりとした、人の腕を掴んでしまったような感触が。
そちらを向いた私の目に映ったもの、それは・・・・・

樹皮そっくりの色をした、8センチあまりの細長い幼虫に埋め尽くされたネムの幹でした。
掴んだ部分の幼虫が、威嚇かショックでか、反り返り、ビロードのような黒い腹部を見せていました。頭が真っ白になるほどの衝撃。
それでも悲鳴もあげずに、黙って手を引っ込めましたともw
ばらばらと落下する幼虫たちが、スローモーションのように・・・・・・・・

以来、長いこと幼虫類が苦手になりました。
数年前に幼虫データベースを見るようになり、すっかり慣れてしまいましたがwでもカレハガの幼虫はど～～もニガテだ。色形が他の幼虫に比べてどうっていうのでもないのだけれど・・。
今は、同定のために幼虫飼育をすることもあります。
ちなみに、このときの幼虫は、おそらくヤガ科シタバガ亜科の幼虫だったと思われます。それにしても大発生だったんだなあ。