過ぎたるは……
- カテゴリ:日記
- 2010/11/16 08:47:01
「クマ射殺への反発ヒートアップ 「山に入る人間も片っ端から殺せ!」(J-CAST) http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_bear__20101116_25/story/20101115jcast2010280900/ 」
「過ぎたるは及ばざるがごとし」といいますが、これは「及ばざる」のではなく、全く正反対の効果、反発しか生まない行動ですね。某反捕鯨団体として有名な緑*や海犬、映画「*ーヴ」のように。
「クマを守りたい」という気持ちはわかりますが、「クマがかわいそう」という思いだけで、「クマを殺すなんて人のすることではない」まで行ってしまうと、明らかに違うとおもんですよ。
「人のせいで人里に下りなきゃならない無実の罪で殺されるクマがかわいそう」というのもわかります。しかし、人里には、そこで生活する人の生活があり、その人の生活を守るために存在しているのが行政であって、彼らはその職分を全うしているにすぎない。そういう意味で、彼ら行政の行っていることは責められることではない。
とはいえ、人里に出たクマを無条件に殺処分するのも正しい対応とは言えないのであるが、学習放獣や奥山放獣といった対応をとるには、住民や関係者の理解が得られていない現状では、その実現には相当の困難があり、実現できていない。
その中で、このようなことになってしまったので、より理想的な解決のへ道が、さらに困難な道になってしまったというのが正直な感想。