ドラマ【小田切響子の嘘】【検事・鬼島平八郎】
- カテゴリ：テレビ
- 2010/11/16 13:54:15
【あらすじ】文房具メーカーに勤務する女性・郁代が、社内の壁に血で書かれたイニシャルが出現し、その後そのイニシャルの社員が事故にあうという事件が続いているので、響子に除霊してほしいと依頼してきた。警察沙汰にしようにもその血文字は何故かすぐ消えてしまい、事件の前後に赤い幽霊らしき姿が目撃されたため、響子のところに話を持ってきたらしい。早速薫は響子と谷口を事前調査の名目でメーカーに潜入させる。
【感想】いやー、見るのころっと忘れてた忘れてたｗ Ｑ１０とか秘密はつまんないと思いつつも見るのを忘れたりはしないから、よっぽど空気なんでしょうね、私にとってこのドラマｗ 待ち時間が長い病院に行ったらちょうど待合室のテレビにこのドラマがかかってたら、なんとなく楽しく見ちゃうけど診察受けて買い物して家に帰る頃には見たことすら欠片も覚えていない、そんな感じｗ ビデオが毎週録画で助かったよ。で、今回はですね、谷口が意外と優秀かも？という話が最後に出てきて、そりゃないだろーと思いました。響子が性格的に問題はあるけど優秀なのに、谷口が他の面で優秀だと、確かにいいコンビではありますが、面白みに欠けちゃうじゃん！ やっぱり谷口はあくまでボケ役であってほしいな。あと薫の浪花節もいらないな。彼女はあくまで響子に冷淡であったほうが納得がいきます。ここにきていい人臭とか出すなよｗ 今回の話はしてやられましたね～。どう見たって山下容莉枝が怪しいじゃないですかｗ まぁそれだとなんでオダキョーに相談しにいったんだっていう謎が残っちゃいますけど。由香里は怪しすぎてかえって犯人じゃないなとは思ってましたが、ぬっくんにいったか～。私は血文字のトリックは、何か透明なものに書いてそれを貼り付けてるだけかと思いました。それだとすぐ回収できるしまったく跡も残さずすむでしょ。今回のごまかし方だと、一時的にはごまかせるけど、消すまでに階段を上り下りする人がいたらおしまいですよねぇ。あと、赤つながりで血文字とケチャップが何か関係あるのかと思いましたｗ 実は血文字と見せかけてケチャップで書いてあるとかｗ あとついにオダキョーの憑依が有機物ですらなくなってしまいましたね。どこまでいくんだオダキョー。さすがに女子アナももうつらそうだぞ。
【あらすじ】伊智地検に爆弾が入った小包が届けられ、大橋の捜査を中止するよう書いた警告文が入っていた。爆弾は偽物で、地検のメンバーは大橋への捜査を続行することに。しかし相変わらず鬼島は外され、居酒屋で酔って暴れた男性の事件を扱うことになった。調べを進めるにつれ、現場で犯人に傷つけられた男性がおり、店主は犯人が被害者に謝罪するなら示談にしてもいいと言っていることがわかった。一方定年を間近に控えたベテラン検事・木戸は、大橋の事務所から出たゴミを回収し、シュレッダーにかけられた書類を丹念に修復し、資金集めのためのパーティー券が大量に捨てられていたことを突き止める。
【感想】今回、鬼島が担当した居酒屋での暴力事件はあまりストーリーに関係ありませんでしたねｗ 大橋の運転手がケガをしたのに何故それを隠そうとしていたのかよくわかりませんし、鬼島が何故偽爆弾の送り主が運転手だとわかったのかも謎だし、居酒屋と爆弾は直接関係なさそうだし。というか、死んだと思っていた父親が実は運転手だったというエピソード、必要でしょうか？ あんまり思わせぶりなのも鼻につきますが、逆に唐突すぎるのも意図が読めません。結局大橋は父親の意志を無視して全部自分のせいにして自供してしまったのだし、爆弾～父子ネタはいらなかったんじゃないかと思います。それより何が何でもこの事件を大橋のところで食い止めたいと思っているのが、橘だけでなく真紀→敷島のサイドなのが気になります。そしてたけしは何者なのか。毎回ラスト３０秒にすごいオーラを振りまきながら登場しますが、弁護士だとすれば一体誰のために動いているのか。どうやら今回敷島にケンカを売るような発言をしていたので、東京地検とは共闘関係ではなさそう。オーラといえば橘役の松方のオーラもすごかったですね。松方とたけしが出てた合計１分半ほどｗ 他のシーンと別の空気が流れてましたからね。板尾が出てた１分くらいもある意味別の空気でしたがｗ 事件は党ぐるみの政治とカネの問題に発展しそうで、しかも今までボンクラだと思われていた木戸が何年もこの事件を追っていることがわかりましたが、ここにきて木戸は病気で降板。その後を鬼島が継ぐのでしょうか？ 木戸は何を思い鬼島に自分が調べてきた資料を送ったのでしょう。というか、あの小包を開ける時、オープニングで爆弾が届いたのだから、少しこわごわ開けて欲しかったなｗ なんかこのドラマ、ストーリーは面白くないことはないんだけど、残念なところがいろいろ目立つんだよなぁ。
ただ単に後から出てくる奥さんを、事前に声だけでも出しておきたかっただけなのかもｗ
あの演出は凄いな～って気が。
ストーリーには特にいらないけど雰囲気作りに入れてるシーンは全然抵抗ないんですけど、
ストーリーにガチ絡んでるところで不必要なものが入れられると違和感を覚えてしまうのです。
あのトイレットペーパー買ってきては、木戸にとっては定年間近の大勝負をしている貴重な時間だけど、
奥さんにとっては毎日繰り返されてきた平凡な日々の１日でしかないということを
表現したかったのかな～と思いました。だからその後真摯に夫を看病している妻を見ても
あまり違和感を覚えなかったんじゃないかと思います。
私のドラマを見る時のポイントは、違和感があるかどうかだなｗ
小さいことが気になるのがワシの悪いクセ。でも推理力はない(ｷｯﾊﾟﾘ
それがこのドラマの逆にウリなんではないでしょうか？（ウレてるかは？ですがｗ
木戸さんのリタイアも、あ、そうなんですか。。。でした。トイレットペーパーの為に早く帰ってきて！
なんて発言の割には愛がある終わり方でしたが。ほっとしました（？