帰ってきた浅見光彦(再)
- カテゴリ:テレビ
- 2010/11/17 18:03:26
ああー、昼飯を食いながら辰巳琢郎の1994年放映の浅見光彦シリーズ「天城峠殺人事件」じゃなくて、日曜に録画しといたゴセイジャー見ればよかったあああ(説明くさいアオリ)
ついでに書いておくと、1994年ということでバブルはじけてすぐの16年前。女優さんたちの眉は濃いし、ファッションも80年代引きずってる感じで、いろいろいいもの見れたわって感じ。ちなみにヒロインは藤田朋子。この「天城峠殺人事件」は浅見光彦シリーズの中でも屈指の名作なのか有名作なのか(ファンではないので判断つかず)、今まで何回も映像化されています。
この浅見光彦シリーズは作者が節操ないのか、あちこちのテレビ局で映像化されていて、最初は今は2サスから手を引いた日テレの水谷豊版から始まり、TBSが辰巳琢郎→沢村一樹、フジテレビでは榎木孝明→中村俊介のシリーズが存在します。他にも1作だけ演じた俳優さんも何人か。「天城峠殺人事件」そのうち、水谷版、辰巳版、沢村版で映像化されてますね。私が最初に見たのは沢村版で、連ドラの1本でした。そのせいで話が短くなっていて、辰巳版のような浅見とアイドル歌手の関係とかは一切省かれてましたね。原作は知らないので何とも言えませんが。
連ドラの時は短かったし内容より他にいろいろ見るところがあり(詳しくは去年の浅見光彦~最終章~10の法則 を参照のこと)気づかなかったのですが、2サス版を見ていて浅見光彦のお約束以外にもミステリーとしてこれはアカンやろというところにいろいろ気づきましたw 90年代のドラマはそれだけ自由だったってことですかね…。ああ、10の法則もかなり当てはまりました。光彦の不必要なお風呂シーンまでありましたよw ちなみに参考までに、去年の記事を読んでいない方もいるかもしれないので、10の法則簡単に書いておきますね。ただしこれはあくまで連ドラの最終章の光彦の話ということで。辰巳版の「天城峠殺人事件」は8と9が当てはまりませんでした。
(1)舞台は日本の名所旧跡で、名産品・温泉・祭などの風物が盛り込まれる。
(2)雑誌の取材や、人の依頼によって動いている最中に事件に巻き込まれる。
(3)しばしば兄以外の家族やお手伝いがついていったり途中で遭遇したりする。
(4)事件に関わる美人のヒロインが出てくる。
(5)いわくありげな老人や熟年(男女関わらず)が出てくる。
(6)必ず1度現地の警察に連行されるが、兄の威光で捜査情報をもらえる立場になる。
(7)連続事件に発展し、必ずどこかに殺人が入る。
(8)犯人の動機は数十年前の過去に端を発している場合が多い。
(9)ヒロインといい雰囲気になるが、基本草食な光彦はいつも据え膳を食わずに帰る。
(10)どこかに無理やり光彦のお風呂シーンが入る。
長身の草食系なんでありえない話じゃないっすw
ちゃんと数えてはないけど打率8割くらいw
でも前シリーズから脈々と受け継がれていた伝統だとは知りませんでしたw
私は同じ光彦でも中村俊介のならちょっとm(被打
たしかに萌えるカラダの方も存在しますが((*/ェ\*)オトナ!)光彦役の役者サンには求めてませんわ(個人的に・・・
水谷豊バージョン、ちょっと見たいかも!(入浴シーンぢゃないですよ!