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中国の最新鋭戦闘機がパキスタンに売却

  13日付中国新聞社は、パキスタンの政府系紙「パキスタン・タイムズ」を引用して、中国とパキスタンが共同開発し、中国が製造した戦闘機「FC-1梟龍」(写真)2機が、3月初旬にパキスタンに引き渡されたと報じた。

  「FC-1梟龍」の開発には、中国航空工業第一集団公司とパキスタン空軍が投資した。実際に開発を担当したのは、中国一航成都飛機工業(集団)有限責任公司や中国航空技術進出口公司など。パキスタン側の名称は「JF-17サンダー(雷電)」。

  同機は単座式の全天候型軽戦闘機で、ロシアのクリーモフ社製のエンジンを搭載。機体は合金製で繊維強化プラスチックなど新素材は使っていないと されるが、中国ではフランスのミラージュ2000、ロシアのミグ29、スホーイ30に対抗できる戦闘能力があると報道された。


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0314&f=politics_0314_001.shtml


FC-1(Fighter China)は、中華人民共和国とパキスタン・イスラム教和国が共同開発した

戦闘機です。


1980年まではJ-7(Mig-21)を主力としてきた中国ですが、各国の戦闘機の能力が上がる

に連れて、J-7での国防が難しくなってきたのですが、当時はロシアとの折り合いも良くなかった

事もあって、イギリスとアメリカに協力を依頼し、アメリカの航空機メーカーのグラマンと

イギリスのロールスロイスと共に超7(Super7)と言う戦闘機の開発しはじめて居ました。


当時アメリカは中国にUH-60等のヘリコプター等も売り込んでおり、関係は良好だった

のですが、1989年に天安門事件が発生し、民主化を求める人を武力で弾圧した事から、

アメリカの武器輸出及び技術協力はストップしてしまったので、超7は試作機のみ成作

さりて終わってしまったようです。


しかしその後中国はソ連との関係を改善、アメリカの技術超7を崩壊直前のソ連に持ち込みました。

当時ソビエトはMig-29の小型量産化を諦めていたのですが、超7の小型エンジンの

持込で計画が息を吹き返し、Mig-29の技術と、Mig-31のレーダー技術を使い、

F-16のデザインを参考にしてファイターチャイナの開発を始めたのですが、

1991年ソビエトが崩壊したこともあり、装備の老朽化に苦しむパキスタンとも技術協力を

して完成したようです。


パキスタン空軍は2001年にアフガン空爆でアメリカを支援した見返りにF-16を購入して

いますが、ファイターチャイナの方が高性能で使いやすいと発言しています。

またF-15を100%撃墜できると言われているSu-30MKと互角に戦える性能を持つ

とも言われている。


現在北朝鮮やアゼルバイジャンやタンザニアと言った国に需要が見込まれていて、

1500機は売れるだろうという見込みもあるため、フランスも共同開発をしたいとオファー

しているのですが、それに対してアメリカとインドが懸念を表明しています。


 

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