バッハ=魂のエヴァンゲリスト
- カテゴリ:日記
- 2010/11/18 23:33:36
ちくま文庫の「ai ジョン・レノンが見た日本」を探しに本屋へ行ったのですが
残念ながら 2件とも 空振り・・
アマゾンで買えますけど、本屋さんで本を買うのが 好きなんです。
本棚をめぐって 好きな本を手に取る
めくってみて これ、と思って買う
そういうのが 好きなんです。
たまに、おもしろくて つい 立ち読みしてしまい
立ち読みのまま、読破してしまうこともありますけど
で、お目当ての本はなかった この日
全然別の本と出会いました。
それが、「バッハ=魂の エヴァンゲリスト」 磯山 雅著
講談社学術文庫
「心に深い慰めを 300年の時を声魂に福音をもたらす
生涯と作品、その魅力のすべて」
帯にはそんな惹句が
文庫本なのに1100円も するっ・・
一瞬、ひるみましたが、内容が良いなら 1100円、惜しくないわ。
そう思って 連れて帰ってきました。
いやー・・・・ おもしろい。
いや、笑うようなおもしろさではなく。
初版は25年前、著者が39才の作だそうですが
このたび、新版を出すにあたり、文語版に引き継がれたそうです。
9才で母親と死別した 少年ヨハン・セバスチャン・バッハ
ボーイソプラノで聖歌隊で歌っていた頃
オルガニストになっていた17才ぐらいのころ
300年も前の人なのだけど
息づかいまでつたわってきそうな
そんな描写。
書物との出会いは、時にかなう、って あると思います。
もう少し若い時の私なら
退屈してしまっていたかもしれない
あるいは さっさと読んでしまって 終わっていたかも。
今はちょっとずつ、丁寧に丁寧に味わって読みたい気分です。
明日は25才のバッハに 会いに行きます^^
うん、そうね。
これね、300年ぐらいでは 人間は大して変わらないなー
って思うような エピソードがいっぱい。
環境や時代は変わっても。
本をまとめたご本人も 初版の時と 今とでは
研究が進んでわかったこともあれば
思いは変わらないところも あったみたい^^
先日、話したことの中にあったよね。
これは、もう少し年月が経って読み返した時に
どんな感想になるかも楽しみになりそうな本だね。
” ばっことは 私のことかと バッハ言い。”
なんてね^^
バッハの平均律を聴くと、どうしても グノーのように
アベ・マリアを重ねて歌いたくなる私^^
気持ちが穏やかになるよね。
私が好きなのは G線上のアリア
他にもいろいろあるけど これは、高校生の頃から好きです。
先輩がボーカルアンサンブルに編曲して、歌った思い出
いいなー いろんな 株主優待があるのね〜
図書カード、しばらくお目にかかってないー・・・
昨日はバッハの平均律を聴いて寝ました^^
株主優待で図書カードが、使い切れないほど届くので、
書籍だけは衝動買いできますw
そうそう、伝記って読んだこと、なかったのよ 私も。
これは すっごい 興味深いのー
筆者は かなり研究なさっているけど、
ご自分では「たんなるバッハ好きが書いた」っておっしゃっているのね
でも、もいっこ前のアートに関するブログコメントのように、
「惚れ込んだものを いつくしんで 書いている」
って文章なのよー
もう、ちょっとしか読んでいない今で すでにいくつも エピソードが〜〜
いくつか ブログにアップしていこうかな^^
えーと 著作権侵害に ならないように気をつけつつ。
ベートーベンやモーツァルトレベルに有名なのになんでだ~><
ズルしておもしろいエピソードあったら教えてください!ナンチャッテw
ちなみに私のリア名字はいまは独逸語だとバッハさんだったりいたします^^