馬映画紹介その14「ハルウララ」
- カテゴリ:映画
- 2010/11/25 22:37:32
ついこの前、カテゴリー「映画」でブログを書いたのになあ。
見たい映画…。あんまり思いつかないです。とりあえず、馬映画。
競馬をあまり知らない方でもおそらく名前だけは知っているハルウララ。実在の競走馬で実名のまま映画の主人公になった馬は、日本ではこの馬ぐらいなのではないでしょうか。
DVDの紹介文から…
高知競馬の調教師・宗石大は勝てない馬でも大事に走らせる信念から、厩舎の台所は火の車だった。そのせいで妻は娘を連れて家を出てしまい、ライバル調教師からは揶揄される始末だ。そんな宗石厩舎に騎手試験に落ちた藤原がやってきた。彼は厩務員としてハルウララを熱心に世話するものの、全く勝てないまま歳月が過ぎてゆく。そのハルウララが不況のあおりで存続も危ぶまれる高知競馬の救世主となった。負けても負けても懸命に走り続ける姿がマスコミに取り上げられ、一躍社会現象にまでなったのだ。中央競馬のトップジョッキー・武豊が騎乗してもハルウララは勝てなかった。しかしその走りは多くの人を勇気づけた。宗石はなんとかハルウララに一勝させたいと秘策を練る。そして迎えた引退レース、そのスタートのゲートが開いた。
勝てないのに、こんなに人を励まして、競馬界に貢献した馬は他にいないと思います。映画は、ウララが引退して、生まれ故郷の牧場で余生を送っているところで終ります。心が温まるいい映画でした。監督は森川時久、原作・脚本は中島丈博。宗石調教師の役に渡瀬恒彦。2005年公開。
映画が公開されたときはまだ現役でした。けちがついてしまったのは、現実にはウララが引退レースもできないままでいなくなってしまったこと。今現在どこでどうしているのかわかりません。乗馬セラピーに、という馬主の計画があったようですが、人見知りで臆病なウララがそういう仕事にむいていないだろうこともちょっと考えればわかったのではないかと思います。ずっと高知競馬場にいる方が幸せだったかも知れないのに。その後のウララを考えると胸が痛みます。
もう少し何とかならないのかなあ、と思います。
なんだかちょっと悔しいです。
すみません・・・無知で
sakiさんの話を聞いていると、ハルウララのことが気になってしまいました・・・
そうなんです。大勢の人の思いや労力がむだになってしまいました。
あの大人気の時にちゃんと公開されていれば、それなりの収益も上がったと思うのですが。
なんだかなぁ…って感じですね
ハルウララには幸せな余生を過ごして欲しいですね!
高知競馬場と現在の馬主の間でいろいろあったようですね。
映画の一般公開も、それらの騒動のなかでできなくなったみたいです。
あのまま高知にいることが、彼女にとって一番幸せだったように、私には思えるのですが。
武ちゃんが乗ったのも
現実は引退レースできなかったんですか?
それは知りませんでした><
寂しいですね
ハルウララはどうやら北海道にいるらしいです。
高知競馬場に帰って、引退式をしてあげられればいいのになあ。
ほんとですねー。
私の計画は、ウララを高知競馬でマスコットにするっていうのだったんですがw
ああいうことになってしまってからこの映画を見ると、こうだったら良かったのに…と思って
よけい悲しくなります。
ろくなことにならないという、典型みたいなことでしたね、現実は。
引退レースとか出来たら、それなりに人が来て
高地競馬の収入になったろうに。