VHS発掘 真っ暗な映画
- カテゴリ:映画
- 2010/11/26 21:50:31
現在VHSテープを整理中。
一旦破棄にしたもののやっぱり見ておこうと思うのがアンジェイ・ワイダ監督「地下水道」。
以前見た時ほとんど知識なしだったけどネットで調べると第二次大戦下、ポーランドでの対独パルチザン戦。
パルチザン中隊が市の中心部に侵入するため地下水道に入り込む。
ところが案内役(ヒロイン)の恋人が作戦直前に負った怪我で動けなくなる。ヒロインともども脱落。
ここで道案内を失ったわけだから止めとけばいいのに、とは思うけど止まらないのが戦争と軍隊。どんどん進み部隊は完全に迷子、混乱、分散、発狂、やっと地上にたどり着いても敵のど真ん中だったり。。
チリの落盤事故の救出劇がいかにすごいことかよくわかります。
白黒映画なんだけどシーンの大半が暗がり。真っ暗。
そういえば公開当時はもちろんこれを映画館の暗がりで見たんでしょうね。効果抜群。
ネットで調べたら賞賛とともに「暗い!」「絶望的でイヤ」という感想も続々。
確かにそう、でも人間の心の暗闇も実にうまく映像化してる。
ネットのあらすじにヒロインが見つけた出口には、非情にも鉄格子がはめ込まれていた……。とあった。
ちょっと、覚えてたのと違うような。
思うんだけど。ヒロインは道案内役、唯一、道を知っていたはず。地下で迷ったというより重症の恋人を見捨てられなくて外に出られなくなったと思う。
地下水道の迷路じゃなくて恋人の死がヒロインを絶望させるのだ。
実際、どうなんだろう。やっぱりもう一度見ておこう。
映画って昔観てても結構忘れてるね^^
教えていただき感謝
ポーランド
ずば抜けた美女が多いと旅行者たちがいってました
美しいヒロインなのでしょうね