人生…
- カテゴリ:人生
- 2008/11/04 11:22:24
を、語るには、まだまだ若輩者ではありますが。
しかしてどうにか四半世紀を生き抜いてきた中には、思い出の日の一つや二つあるもので。
入学式卒業式、入社転職、やれ旅行やら、恋人の出来た日別れた日。色々の日々を今まで過ごしてきたもののいまだに一番心に残るのは、なんてことない日常の一幕。
甚だお恥ずかしいながら、学生時代には所謂詰まるところの不登校、まあ厭世ぶってかっこつけてたタダのガキであった小生、いつもは下手するとホンキで一歩も出ない自室から居間へと降りると我が親父が座椅子で踏ん反り返っているのです。
どうした、と訊けば、今日は仕事が無いから半休、との事。我が親父様仕事柄時期によってはそういう日もあったりなかったりでそうなるといつもは趣味である家庭農場(既に菜園という規模ではない)を弄繰り回してるのにもう一度どうしたと訊けばちょうど見たい映画があったので茶と菓子を用意してスタンバイ。
言い遅れましたが我が家には当時スカイパーフェクTVが導入されており、音楽大好きな自分と映画と教養大好きな親父のわがままで選択した番組はほぼ全部がその三種類という体たらく。殆ど我ら二人専用とあいなっていたわけです。
で、降りてきて、またそそくさ戻るのもなんだかなあというんでとりあえず自分も落ち着いてみたところ。始まった映画は
「酔拳」
「…好きなの?」「おう、笑えるし、スカっとするからな」何せ厭世ぶってこの世のもの全てをくだらないなどとはき捨てるようなガキです、こちらも最初は「くだらない」という目で見てたのですが。
…まあ既にオチは読めておろうが最終的には二人して腹抱えて笑っていたという話。しかも毎度同じポイントで笑うし、それがおかしくて突っ込みあいながらまた笑うし。
でたまたまいいタイミングで大黒柱たるかーちゃんが帰ってきて我らを見て大爆笑つられてまた大爆笑その後笑いすぎてぐったりした三人を部活帰りの妹が呆れ返って眺めてたというある一日の話。
なんてこと無い、フツーの一日、しかし三年前、永久に潰えた日々。
喪ってしまったからこそ、強く記憶に残るのかもしれません。
小生がそちらへ向うときにはきっと、酔拳のDVD持っていきますよ、親父
…DVDプレーヤーがあればいいけれど。
と思えるのが一番幸せなのかもしれないですね
ジャッキー面白いですよね。向こうのアクション映画はコネタが満載で面白い。
酔拳
おもしろいですよね~。
ジャッキーの映画は、結構好きですよ!