月桃夜
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/12/02 12:54:47
表紙に魅かれたのと、書評を見て買いました。
「ファンタジーであり、知らなかった歴史をみた」と。
沖縄が、奄美が、本当に別の国であった頃があると
琉球王朝というものの存在を確認した、本です。
海の上で、カヤックが流され、死にかけている女性が
おりてきた、大きな鷲と語りあう
200年前の奄美の生活は、言葉がまったくわからない。
歴史の教科書にない、聞き覚えのない言葉がたくさん出てくる。
その中で、せつない兄妹?の物語と
悲しい、落ちぶれたアジャの物語
いろんな面が垣間見える。
おもしろかったですねぇ。
特別な謎とかではないですが、
意外に、はまれました。